ど田舎に棲む

今日は風邪で咳が止まらず、体もだるかった。
しかしダンナは全然ワタシに気を使ってくれずムカつく。

『ゴハンどうするの？』
聞くなよ・・・作れって事かよ。

その後大ボケ兄をサッカーに連れて行った帰りに、中華をテイクアウトしてくれたはいいが。
紙皿を使って食べたけど、その片付けとかしてくれない。
（ここ３日ほど食後の皿洗いもしてくれてなかった。）
残った料理も出しっぱだよ。
結局ワタシが楽にはならない。

ワタシが自分の寝室で洗濯物をたたんでると、ワタシを追おうとするプリンセスがドアのところで泣き叫んでいる。
ダンナは全然聞こえてない。
もちろんだ、ＰＣゲームに熱中しているからな。

『ワタシが一日中プリンセスを見てるんだよ。
せめてこの１時間だけでも、あなたが見てくれると嬉しいんだけど。』

その前の夜実はプリンセスがおお泣きで、寝られないとほざくダンナのために、ワタシは仕方なくプリンセスと二人でソファに寝た。
もちろんちゃんと寝られるわけがない。

もう疲れでイライラしていて、最後の方は涙声になった。

『そうだね。』

そう言ってくれたので、ワタシは自分の部屋に戻って少し横になり、ゆっくりＴＶでも見ようと思ったが、また始まるプリンセスの大泣き。

横になっても気になって休んだ気がしない。

プリンセスの寝る時間が過ぎても、ダンナは動こうとしなかった。
部屋を出て行くと、プリンセスは泣き疲れて絨毯の上に突っ伏して寝ていた。

ワ『プリンセス寝てるよ？』
ダ『うん、すぐパジャマを着せて寝かせるから。』

やってくれるんだね、と思ってまた部屋に戻ったが、一向に何もする気配がない。

また部屋を出て見に行くと、ダンナはワタシが一番最初にお願いした時の姿勢のまま、ＰＣの前に座っていた。

・・・・・・・・・・・ブチッ・・・・・・・・・・・

ええええ、後はワタシが全部やりましたよ。
アンタを待ってたら、明日が来てしまう。


もうアタマに来て仕方がないけど。
一番アタマにくるのは、ここでワタシがどうして怒っているのかわからないというダンナ。


どっと疲れた・・・