年は寄れども心は寄らず
最近は毎日のように畑に行っている父。お盆の時期にソバの種を蒔くので、今はその準備に忙しいらしい。らしいと言うのは、自分はもうソバの栽培には関与していないから。トラクターやコンバイン等、炎天下での作業の効率化を図って機械化したら、自分は用無しになった。それはそれでいいのだけど、こうも暑さが続くと熱中症が心配。トラクターを動かしているときは、冷房が付いているのでまだ安心だけど、問題は草刈りだ。ただでさえ、袖のある服装を着て汗が止まらない上に、長靴を履き、動力式の刈払い機を使うとなると、相当体力を奪われる。エンジン音と振動と排気ガスの匂い。気分が悪くなる要素が揃い踏み。刈払機はスパスパ刈れるのは気持ちがいいが、蛇もよく出るらしいから危ないことこの上ない。暗くなるまで作業をして、帰ってくるなりぷしゅっと缶ビールを開け、実に美味そうに飲んでいるところを見ると、今日も無事でよかったと思う。昨年は、お盆後の天候不良でソバがうまく育たなかったから、今年はたくさん収穫できたらいいなぁ。