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カテゴリ:楽器・演奏など
特に増やそうと思ってではないですが、演奏活動に関しては「音楽関連」、楽器のことや演奏についての考え等は別にしようかな、という単なる思いつきです まぁ分けたところでゴッチャになりそうですが、なんとなく分けて書くほうがいいのかなと・・・楽器はアコースティックとエレキ、両方使っています 今さらのように何をという感じですが、ちょうど演奏活動が多くなった時期はほとんどがバンドでのものが多く、隙間にアコースティックギターを数曲入れたりすることもありましたが、アコースティックギターを持っての活動再開は40年目くらいからだったと思います 元々がアコースティックギターから始めて、そのまま4年くらいはエレキギターは使ってませんでした というより持たせてもらえなかったというのが本当のところで、当時は「まだ早い」というご意見が多かったようですが、何が早いのか今となっては笑い話でしかありませんね エレキギターは不良の持ち物のような象徴でしたが、バイクなどで暴走することを思えば、なぜあんなことを言われるのか意味不明でした 確かに新しい文化ではあったけど、基本普通にギターと同じようなものですしね 自分の演奏はこのアコースティックギターが元になっていると思いますね 長時間練習するのはここから始まっていて、当初は5時間くらい普通に弾いてたりしました 高校生になってバンドの活動が中心になってくると、そういう時間がほとんど無く、もっぱらエレキでのバッキングと歌みたいなスタイルに変わっていったと思います しかしこれはギターを持ち代えてるだけで、基本は何も変わってなかったかもしれませんね そうしてる間に時間は流れてしまい、資金はほとんどエレキギターとそれに関連するものへと流れていきました ゆえに高級なアコースティックギターは1本も所持していません オベーションの1621というモデルを若い頃分割で無理して買ったことがありましたが、あれは一応エレアコですし、もう売却してしまって手元にもありません 今残っているものはすべて10万円未満のものばかりですから、55年近く演奏しながら安物?しか使ってないことになるかもしれませんね 先日YouTubeの動画で若いリペアマンのものを拝聴してたのですが、そこでの見解はこうでした 日本には3~4万で売られているアコースティックギターがあるけど、十分優秀だということでした 確かに昔はそれほどでもなかったのかもしれませんが、大金をはたいて高額なモデルを買うのはどうか、という話です そもそもアコースティックギターってのは薄い板の張り合わせなので、その個体の差や気象条件、管理状態でどのように変化するかわからないものなんです これは私も感じたことの一つで、経年でブリッジあたりの変化、特に弦の張力で浮き上がってくるという現象ははっきりと見てわかります これは4万円でも50万円でも条件はさほど変わらないでしょうね そこにお金をつぎ込むんだったら、4万円くらいのモデルを劣化するまで弾いて買い替えればいい、ということでした その通りかもしれませんね もちろんコレクション的な要素でお買い求めされてる方にはどうでもいい話だと思います 私の場合はずっと現役で使用していくことが目的でもあったので、この劣化は防ぎようもないだけに、高額のアコースティックギターはあまり買おうという気にはなりませんでした 今でこそ買うものもほとんど無くて、そちらにつぎ込めばいいじゃないかってことですが、いかんせん、あと何年できるかわからないのに、何十万も払って買う意味はゼロに近いんですよね・・・ なのでオベーション以外では高額なアコースティックギターは所持したことがなく、今買うようなことはないわけです またこんな話もされてました 買ってすぐの4万円ほどのギターはキッチリした調整がされてないので、弦高やナット部分の調整はしっかりとしておくべきだということでした 買ってすぐのものは、弦高は高めにしてあるんですよね 高さやフレットに接することなく弾きやすい調整のされたギターなら、「F」のコードも楽に押さえられるという話でした だいたいそこでコケてしまってやめる人が多いのも事実です これは楽器屋さんの責任でもありますね リペアをする方側からすると、こういう鋭い意見があるんだなと感心して見てたんですが、残念ながら物の溢れるこの時代にはそんな余裕なくどんどん流していくんでしょうね ただこういった情報はネットですぐに出てきますから、疑問に思われたら検索してみて、迷いからの出口を早めに見つけられる時代でもあります これから始めようとする方には覚えておいてもらいたいですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024/03/02 09:32:27 AM
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