カテゴリ:リスクマネジメント
最近、旭山動物園、須坂動物園始め、いろいろな動物園が創意工夫をし、人気を集めている。
アデレード動物園ではオラウータンの檻に人間を展示して心理学者が観察しているらしいが、日本の動物園でも人間の檻を設けているところは多い。旭山、王子、秋田、日本平、フェニックス、栗林動物園等。ホモサピエンスは、「好奇心が強く、遊び好き危険な目にあってもなかなか懲りない。優れた知能を持ち、大きな可能性を秘めているが、失敗したとき周りに与える影響は大きい。それを忘れたとき最も危険な動物となる。地球上で最も危険で獰猛な動物。」と説明されている。 熊や猪が人間を襲ったり、犬が人を噛んだりする事件も散見するが、人間の狂気ほど怖いものはない。突然の殺傷事件、飲酒自動車事故殺人などは正直防ぎようのない。特に幼い子供の事件対策には、父兄始め学校関係者も頭の痛い問題だ。地域や関係者が一丸となってどれだけ真剣に取り組んでも、狂気の人間が野放しにされている以上完全に防ぐことはできない。不審者の監視体制等、リスクの軽減を図るほかないが、抜本的に狂気の人間を封じ込める政策をとらない限り難しいと言える。それも狂気の人間や狂気予備軍の人間を隔離することは、人権問題だと騒がれると打つ手は限られることになる。 急がば回れで、多くの狂気の人間を生み出さない社会を作っていくことが一番大切だが、極端な拝金主義と利己主義がはびこっている現状からは、絵に描いた餅に終わる可能性が強い。しかし、ホモサピエンスには現状から脱却しようとする勇気と智恵がある。まず、自分の周囲からできる限り、リスク源を取り除き、可能な限りのリスク軽減策を実行していくことから始めよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.18 10:34:31
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