カテゴリ:リスクマネジメント
日銀大阪 数年前からいろいろな組織で、データ改ざんや製品の偽装などが次々に発覚して止まるところを知らない状態だが、リスク対応型組織の基本的な3条件は、実に簡単なことだ。 1. 組織のトップマネジメントが心から安心安全に注力していること 2. リスク管理が継続的で不断のプロセスになっていること 3. 自分の組織にぴったりと合った手作りのリスク管理体制になっていること しかし、この3条件をクリアすることは、易しいようで難しい。これまでたくさんの経営者と面談したが、リスク管理に対してトップの本気度が低いケースが多い。それに組織が一定水準以上のリスク管理を継続していくことは難しい。形式的には整っていても、実践的なレベルを維持することは大変なことだ。マンネリ化と慣れにより、のど元過ぎれば、熱さ忘れるの例えどおりお座なりとなるケースが多い。継続持続は難しいが、継続は力となる。 これらのことを防ぐ一番良い方法は、外部の専門家を定期的に入れることである。外部の風を送り込むことである。私達が工場に中に立ち入っただけで、場に快い緊張感が走り、少なくともマンネリは解消される。仲間内だと繰り返しチェックは、どうしても形式的なものになりがちである。また、定期的な外部チェックが不祥事を防ぐことにもなる。 日銀大阪夜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.18 14:41:00
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