2009/11/30(月)01:22
今年もまたクリスマス市(マルクト)
フライブルク、クリスマス市 posted by (C)solar08
あっという間に、クリスマスが近づいてきました。
この一年、ほとんど何もしないで終わってしまうようで、あせります。
クリスマスが近づくと、フライブルクでも市庁舎前広場・その隣の広場・これらに接する小路で、クリスマス市(Weihnachtsmarkt)が開かれます。
去年もこれについては書きましたっけね。
去年のアップで市庁舎の写真は紹介したので、今年は反対側の写真にしました(↑の写真)
今年はなんだか早々と(と感じられる)、先週から開かれました。
クリスマスのさまざまな飾り、ロウソク、アクセサリー、手づくり石けんなどプレゼントにするような小物などが売られ、ソーセージ、焼き栗、その他の飲食物スタンドも出ます。
ま、あんまり生きていくのに必要なものはないな、と毎年思います。
出し物は去年と変わらないみたいです。
フライブルク、クリスマス市 posted by (C)solar08
ガラスの飾り
フライブルク、クリスマス市 posted by (C)solar08
木製のさまざまな飾り。ちょっと素敵。
フライブルク、クリスマス市 posted by (C)solar08
アロマエッセンス、お線香、水晶などの店らしい。
Freiburg,クリスマスマルクト posted by (C)solar08
ハチミツの蝋で作られたキャンドル。
灯すとハチミツの香がただよって、気持ちがいいです。
石油から作られた蝋が原料で作られたキャンドルは、空気を汚すのでちょっと心配ですが、これなら安心。でも高くて、あまり買えないわ。
フライブルク、クリスマス市 posted by (C)solar08
これはシュナップス、果物のスプリット(蒸留酒)。
洋梨、プラム、サクランボ(キルシュ)などを原料とした地元産シュナップスが並んでいます。
毎年あるのに、人が一番いないのが
フライブルクのクリスマス市のクリスマスクリッペ posted by (C)solar08
クリスマスクリッペ、キリスト誕生のシーンを描いた木彫りの人形たち。
もちろん、これは売り物ではありません。
クリスマス市といえば、絶対に欠かせないのが
クリスマス市のグリューヴァイン(スパイス入りホット赤ワイン) posted by (C)solar08
グリューヴァイン、つまりはホットワイン。
赤ワインにカルダモン、クローヴ、シナモン、アニスなどの香料とレモン、砂糖などを入れて煮立てたもの。
体がポカポカしますが、私はもちろんパス。
こんなもん飲んだら、家に帰れなくなっちゃうよ。
もちろん、発泡スチロールのカップなどではなくて、クリスマスの絵柄がついたガラスのリユースカップで出されます。
コーヒーも瀬戸物のカップで。
クリスマス市でもう一つ必ず売られるのが、ジャガイモのパンケーキ。
ジャガイモをすりおろして、平らに固めて揚げたもの(写真は↑で書いた去年のアップに出ているので略)。
今年はマルクトでは食べず、家で作りました。
ジャガイモをすりおろし、玉ねぎのすりおろしも加え、少々の粉と塩と卵をくわえたものを、ハンバーグを平たくしたような形にして、油やバターで黄金色に焼けば(家では揚げるよりも焼く感じ)、もうできあがり。
アップルムースを添えて食べるのがふつうですが、醤油をかけてもおいしいです(そんなことするの私だけでしょうが)。
クリスマス市では何も買わない決心をしていたのに、つい出来心で小さなモノを買ってしまいました。
オパールをごくごく薄く切った上に水晶のごくごく薄いのをコーティングしたとかいうピアスと指輪。輝きがちゃんとしたオパールより鈍いようですが、ピアスはどうせ失く可能性が高いことを考えると、これで十分。
恥ずかしいから写真はなしです。
町にもイルミネーション飾りが見られますが、相変わらず控え目で、日本のようにきらびやかではないです。まあ、これがドイツらしいというか、フライブルクらしいというか。