カテゴリ:料理・パン焼き・菓子・食材
イングリッシュフルーツケーキ posted by (C)solar08 前回のアップに関して、雑学が豊富な方から、以下のような情報をいただきました。これ、ヴィキペディアでも出ているそうです。 「アルコール分解酵素(正確にはアセトアルデヒド)を遺伝的に持たないのはモンゴロイド(中国人、韓国人、日本人など)だけに見られるの特徴です。 コーカソイドやネグロイドには、モンゴロイドと混血していない限り、この遺伝 子は見つからなかったはず。 モンゴロイドにも3種類の人がいて、GG型の人はコーカソイド等と同じで、問題 なく飲める。けど、飲めるだけにアル中になったりする。 モンゴロイドでは50%がこれ。モンゴロイド以外は100%。だからモンゴロイドに はアル中が少ない。 GA型の人は、アセトアルデヒドの分解能力がGG型の1/16しかないものの、少しは 飲める。中途半端に飲めるだけに、体には負担が大。 モンゴロイドの45%。 AA型の人は、まったく飲めない。いわゆる下戸。モンゴロイドの5%。 そもそもこの塩基配列は、絶対にGG(グアニン・グアニン)だったところが、モ ンゴロイドに分岐後のある時、突然変異でA(アデニン)になったもの」 だそうです。これでいくと私はAAか GAのどっちかだな。たぶんGA。母は絶対にGGだったから少しは私にもグアニンが入っているはず。 日本では「酒の席で起こったことや発言は許される」という習慣?があるでしょう。 これについては、昔、おもしろい経験をしました。 ちょっとだけ教師をしたときのこと(もちろん日本でです)。職員室で隣だった数学担当のK先生(男性)は、ものすごく内気で無口で、まじめそのものという感じでした。彼女もいなかったみたい。話すときも顔が赤くなったりして。 あるとき、同じ学年を担当する先生仲間で、飲み会みたいなのをしました。 みなさん酒が回るにつれて、態度がほどけていきました。男女ともに、年齢を問わず。ふだんシカツメラシイ顔をした先生も、うんと柔らかくなるのには驚きました。 二人の男女が一本のスパゲッティーの両端から食べていって、唇がつきそうになる瞬間にプツンと噛み切る、なんていう子どもっぽい遊びをした先生たちもいました(私はしなかったよ)。 K先生は最初はシャイに黙々と飲んでいましたが、やがて段々と口がほころび、態度が大胆、というか恥知らずになってきました。 『先生、ま、いいじゃないですか。仲良くしましょう』なんて言いながら、相手の年齢を問わず、女性の先生たちの肩に腕をまわしたり、・・・・。 ついには、わたしの後ろから抱きついてきて、ベルトのあたりとか、そのほか色々な箇所をさわろうとしました(実際にさわったかも)。 私はどういう行動をとったら、「品位をたもてる(って別に品がある私じゃないんですが)」か、わからず、まごまごしました。 ほかの先生たち(女性も含めて)は、彼をたしなめることもなく、笑っていました。 外の社会で働いたことがなかった私は、こういうお酒の習慣も知らなかったので、これががふつうのことなのか、例外的なのかもわからず、まごまご。 でも一方では、「こういうのっておっもしろーい」とも思ったのです。 そういえば、結婚前に教師をしていた母が、「先生たちの宴会で裸踊りをする男性もいて、目のやり場に困った」なんていう話をしていたなー、と思い出したり。 で、翌日の職員室。 K先生は、ふたたびしゃっちょこばった、まじめ一方のシャイな顔で、「お早うございます」と深々と私にお辞儀をしました。まるで何事もなかったかのように。 私も丁寧に挨拶しましたが、心の内では「昨日の晩のこと、あなたもう忘れちゃったのん?」とニヤッとしたのです。 そして「私は世の中のこと、なーんにも知らないまま主婦になっちゃんたんだわ」と感慨(するほどのことじゃないですが)を深めたものです。 アルコールついでに、ブランデーたっぷりのケーキの話。 クリスマスが近づいて、シュトレンを作る人が多いのですが、私は固いシュトレンよりも、お酒とドライフルーツたっぷりのイングリッシュフルーツケーキを作りました。 フルーツブレッドと呼ばれることもあります。 粉200gに対して入れたドライフルーツ(無花果、レーズン、クランベリー、プルーン、オレンジピール)の量は500gぐらい、ナッツ類(へーゼルナッツ、カシューナッツ、アーモンド、クルミ、ヒマワリの種など)も200g。 このケーキは焼いてから数週間おいて、熟させてから食べるのだそう。 カビが生えるのが怖くて、私はブランデーを一カップぐらいドクドクとそそぎ、しみこませました。 で、熟すのを待ってられなくなって、食べてみました。 う、ブランデーが効き過ぎて、酔っ払っちゃいそう。 Apfelstrudel posted by (C)solar08 もう一つ、これも生まれてはじめてなのですが、アップル(アプフェル)シュトルーデルをついに作りました。 このケーキで必要なのは、ひたすら生地を薄く延ばすことだけ。 200gの小麦粉にバターと塩と水を混ぜ、寝かせておいた硬い生地を、打ち粉をした布の上で薄く大きく延ばして、生地が透き通るまで、厚さ一ミリ以下にするのです。 こんなこと私にはできないかと思ったけれど、やってみると、それほど難しくはありませんでした。 この生地にパン粉、砂糖、レーズン、リンゴ(生のまま薄切り)をのせて、ロールケーキのように巻いて、ゆっくり焼きます。 Apfelstrudel posted by (C)solar08 アプフェルシュトルーデルは、カスタードクリームを添えて食べるのが定番。 日本のネットで見つけた、電子レンジでできるカスタードクリームレシピ(全卵を使うので楽)で、簡単にクリームができました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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