|
テーマ:アメリカ旅行記/生活記(952)
カテゴリ:旅行
2月27日(金)1976年
YMCAのすぐ前にあるマクドナルドでチーズバーガーとコーヒーの朝食。朝はかなり冷える。 グレイラインが5$20¢で「ボストン市内半日見学ツアー」をやっているというパンフレットを見つけたので参加することにする。午前8時、さすがにYMCA HOTEL までは迎えに来てくれないので、最寄のヒルトン・ホテルから乗車する。 まず最初に行ったのは「ボストン茶会事件」の現場。桟橋に帆船が係留されていて、その船に乗り込む手前に土産物屋さんがある。帆船は思ったより小さかった。 「ボストン茶会事件」の現場 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、 ボストン茶会事件(Boston Tea Party)は、1773年12月16日に、アメリカ、マサチューセッツ州ボストンで、イギリス議会の植民地政策に反対して起きた事件。イギリスからの過酷な税に憤慨した植民地のアメリカ人たちが、アメリカ・インディアンに扮装して、港に停泊中のイギリス船に進入、東インド会社の紅茶の船荷を海に投げ捨てたという事件。 なので、多分そんな説明をしてもらったのだろうけど忘れてしまった。それより印象に残っているのはヒゲの兄ちゃんとの、 「オレ、ナイコン(NIKON)持ってる。ほら、いいカメラ」 「tetywestは、ミノルタ。これもいいカメラ」 「Oh! meもNIKONね」 とT君。 「じゃ、一緒に記念撮影しよう」 というたわいもない会話なのだ。 その後、旧市内へ戻って、ぐるっと車窓からボストンを眺める。tetywestは、アメリカの街の中ではボストンが一番気に入っている。たった200年しか歴史がないとはいえアメリカの中では一番古い街なのだ。建物はいかにもヨーロッパ風で、それがきれいに保存されている。姉妹都市が京都だというのもうなずける。 ボストンの街並み 窓の外に近代的なビルディングが現れたと思ったら、そのガラスに映っているのは、まるで200年前にタイムスリップしたような教会だった。夢中でシャッターを押したのだが、帰国後写真が出来上がってみると、旅行中のベストショットだった。 ジョンハンコックビルに映ったトリニティ教会 ボストンは思っていたよりずっと小さな街で、その中に歴史的な建物がちりばめられている。「 The Mother Church of Christ , Scientist 」もその一つで、近代的な建物の間から突然姿を表す。1879年に建てられたもので、この宗派の人は現代医療を拒んでいるのだそうだ。 The Mother Church of Christ , Scientist そのうちに入江のような湾のような場所に出た。・・・と思ったらバスから降りるのだそうだ。大きな帆船が係留されていた。一番古いアメリカの軍艦「憲法」で、1797年10月21日 に進水している。船体は鉄で覆われ、大砲を44門搭載している。1812年にはイギリス海軍の護衛艦Guerriereを30分で沈めたとか・・・長さが204フィート(62m)、マストの高さが220フィート(67m)もあるので、とても大きい。 アメリカ海軍の軍艦 ”Constitution” そのあと、少し郊外へ走ると思ったら、そこはハーバード大学だった。Charles River では学生がレガッタの練習をしている。大学まで観光コースとはさすがボストン!! 向こう岸がハーバード大学 観光ツアーは12時に終わったので、昼食後ホテルに帰ってチェックアウト。土地勘のない街を効率よく観て回るのならこの方法は大正解なのだ。 3時にグレイハウンドバスでニューヨークへ出発。夜9時頃ニューヨークへ到着して、ホテルはやっぱり YMCA 。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅行] カテゴリの最新記事
|
|