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テーマ:アメリカ旅行記/生活記(903)
カテゴリ:旅行
2月27日(金)1976年
「ニューヨークの地下鉄は絶対乗っちゃダメだよ」 「一本裏道に入ったら、どこで『ホールド・アップ』があってもおかしくないくらい治安が悪いよ」 「ポケットにいつも10$札を入れときなよ。それを渡せば殺されずに済むから」 というような話をいっぱい聴かされていたにもかかわらず、アメリカへ来たらやっぱりニューヨークを観ずには帰れないだろう。 tetywestの当時のノートには、 Village Vanguard 178 7th ave. ×11th st. Downbeat Lexington × 42nd st. Village Gate Bleecker at Tompson と店の名前が書いてあって、Village Vanguard を○で囲んである。ニューヨークに着いた夜、グリニッジ・ビレッジ付近をうろうろしてJAZZを聴いたのはおぼろげに覚えているのだが、走り書きで "Jimmy Heath featuring Parcy Heath and the quartet"とあるので、おそらくVillage Vanguard で Parcy Heath and the quartet を聴いたのだろう。 まったく若いということは素晴らしいことで、ボストンからニューヨークに着いた夜にこれだけ行動しているとは、我ながらあきれてしまう。当時のtetywestの恰好といったら、どこから見ても金持ちには見えなかったので、強盗に襲われる確率は低かったのかもしれない。 2月28日(土)1976年 朝からマンハッタンの散策に出かける。マンハッタンは「アヴェニュー」と「ストリート」が数字なのでとてもわかりやすい。例えばマディソン・スクエア・ガーデンは8番街×33th st. で、エンパイア・ステート・ビルは5番街×34th st. だから、マディソン・スクエア・ガーデンからエンパイア・ステート・ビルに移動するには3ブロック東へ歩けばいいのだ。 エンパイア・ステート・ビルは入場料が1$70¢で86階と102階の展望台へ行ける。86階は地上320mの高さで、屋外に出ることができるようになっている。ビックリしたのは、風が下から吹き上げるので髪の毛が全部逆立ってしまうのだ。もし女性がスカートをはいていたら大変なことになるだろうけど・・・幸か不幸かそんな女性はいなかった。 南側の眺望は、今はない世界貿易センタービルや、その向こうのエリー島には自由の女神も見える。いろいろな国の言語で書かれた写真入のパンフレットが用意されていて、日本語もあった。無料なのでお土産にしようとたくさんもらって帰ったのに、まだ配りきれないで残っている。 南方向の眺め 日本語のパンフレット(無料) そして、ブロードウェイはY字交差点で、「SONY」の大きな看板がかかっている。 「タイム&ライフ社」のモニュメントがあって、通りの向こうは「ラジオシティ・ミュージックホール」・・・映画の場面そのままの風景が目の前にあるというだけで感動。ティファニーは朝食を食べる喫茶店かと思ってたら立派な宝石店だったりして・・・な訳ないか・・・・ とにかく歩いて歩いて、Midtownと呼ばれる区域はほとんど制覇したのだ。時々タクシーにも乗ったのだが、これだけは自信を持って言えることがある。 「ニューヨークにはボディのへこんでいないタクシーは一台も走っていない!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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