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カテゴリ:郷土民俗文化芸能歴史-茨城
日記始めます。
* * * 笠間稲荷神社舞楽祭 日時:2008年11月16日(日) 10:00~ (午後は14:00~) 場所:茨城県笠間市 笠間稲荷神社嘉辰殿 雨のため本殿前の舞殿ではなく、嘉辰殿(百畳敷)で行われた。 管絃(笙、篳篥、横笛、太鼓、鞨鼓、笏拍子、箏、和琴) 和琴(六弦)は朝日舞の時のみ使われた。箏よりペンペンという乾いた響き。 笙は待ちの時間は電熱器で暖めていた。 舞楽「迦陵頻」左舞、壱越調 4羽の紅い小鳥がかわいい、特に反るところが。 神楽「浦安の舞」、神楽「稲荷舞」 神楽「豊栄の舞」、神楽「朝日舞」神職の一人舞 このようなすばらしい楽と舞を鑑賞させていただいてありがとうございます。 笠間は菊祭りの最中(11/24まで)。菊花が美しい。 笠間稲荷神社向かいの酒造店 「笹目宗兵衛商店」 茶房 蔵人 次はひたちなかに移動。時代を古墳時代へと遡る。 埋蔵文化財調査センター 虎塚古墳 十五郎穴 場所:茨城県ひたちなか市 まとまって一つの場所にある。 「埋蔵文化財調査センター」 旧石器時代から室町時代まで付近の埋蔵物が豊富に展示されている。 この付近でこんなに旧石器時代の遺物が発掘されているなんて知らなかった。 完全ではないが、三角縁神獣鏡…!茨城県でも出土していたの! 炭化した米 乳飲み児を抱く埴輪 勾玉 何振もの太刀(十五郎穴から出土した太刀もあった) 虎塚古墳石室のレプリカ 「虎塚古墳」全長56.5 mの前方後円墳 造られた時期は7世紀前半頃 装飾古墳として有名。 春と秋にそれぞれ10日くらいずつ一般公開する。今日は秋季公開の最終日。 茨城県にもいくつか装飾古墳は存在するらしいが、これが唯一石室内を管理して一般公開しているものらしい。 後円部から観察室内に入り、ガラス越しに石室内を見学する。係員が詳しく説明してくれる。 白粘土に赤いベンガラで描いたprimitiveな絵の力強いこと。 発掘された際発見された遺物は、骨壷に入れられて石室内左入口近くに安置されていた。 どうも直葬らしいとのことを聞く。或いは内部に釘があったので、埋葬時には木棺があったかもしれないとのこと。 石室を形作る石は、この付近の凝灰岩。ベンガラも茨城県内で採集されるとのこと。 「十五郎穴」十五郎穴横穴群 虎塚古墳より300m離れた凝灰岩の崖面を掘り込んだ奈良時代の墓群。 総数では300基を越すと言われている。内部は、前庭、羨道、玄室に分かれているとのこと。 現在は穴が開いたままであるが、元々は羨道入口は大きめの蓋石で閉じられて、さらに礫や土砂で埋められていたそうだ。大部分が盗掘を受けていたそうだが、玉、須恵器、太刀等出土している。 茨城はいろいろあっておもしろい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.05.03 12:58:20
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