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カテゴリ:つぶやき
あるお友達が言っていた事。
「私は地元出身じゃないから、 こっちにお友達あまりいないのよ。 PTAの役とかやって、知り合いは増えたけど、 友達っていうほどじゃないし・・・。 なんだか寂しいというか、そんなもんなのかなって思って。」 彼女が京都に住み始めて十数年。 子供さんも高校生のお姉ちゃんを先頭に、 三人の子供さんがいらっしゃる。 ボーイスカウトもリーダーとしてお手伝いしてくれている、 優しい旦那様。 家族はみんな穏やかで、 ちょっとお母さん過保護かな?と、思うけれど、 なんの問題もない、仲良し家族・・・。 私も地元出身じゃないし、 まして関西の人間でもないし、 血のつながった親戚はおろか、 私の小さい頃を知る人間は、 誰一人として近くに居ないような、今の環境。 でも、お友達と呼べる人は、 ふと考えただけでもいっぱい顔が浮かんでくる。 PTAや地域でお世話になった人達。 子供の幼稚園、学校関係で意気投合して、 今もお付き合いさせていただいている人達。 ボーイスカウトや、その他の自分がやってるサークル関係のお友達・・・。 彼女の事も、 私の中では十分「お友達」なだけに、 ちょっと寂しい気もしたかなぁ 自分の居場所というのは、 どこにあるんでしょう? 子供の頃は、親がつくってくれた、 「家庭」という居場所が無条件にあって、 (中には、家庭が自分の居場所ではない子もいるけれど・・・) ある程度の歳になったら、 そこから巣立って自分の居場所を作っていかなくてはいけない 結婚して相手と「家庭」を築いて、自分で居場所を作っていく。 それがまず一番の基本だけど、 家庭以外にだって、 友達との輪の中で、 あるいは、仕事やボーイスカウトとかの集団のなかで、 自分で、 自分はここでこんな事を提供できると、アピールして、 自分なりに居場所をつくっていかないと、 誰も自分の居場所なんて用意してくれないし、 第一、用意してもらった居場所は、 自分で作ったものじゃないし、居心地が悪いでしょう 私も若い頃は、自分の殻を作って、 そこから出る事を怖がっていた方だから、 彼女の気持ちもすごくよくわかる。 でも、結婚して築いた「家庭」という安心して居られる場所と、 こっちから行かないと、周りに知り合いが誰もいない。 という環境が、私を強くしてくれたんだと思う 自分の居場所は一つではない。と言う事。 自分で作ろうと思えば、いくらでも作れると言う事。 そして、家庭という暖かい居場所に居るだけではいけないという事。 家庭とは、外でいろんな痛い目にもあって、 いろんな人生勉強して、 癒されに、帰ってくる場所なんだという事。 毎日なんの不足も不満もないけれど、 なんだか毎日寂しいという彼女から、 勉強させてもらいました 私も、主人や子供達が安心して、 いつでも帰って来れる家庭を守る事と、 自分自身を成長させてくれる居場所を、 大事にしていきたいと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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