カテゴリ:稽古場日誌
役者は、無意識の意識なんだな。繰り返し役の台詞を吐く、自分じゃない役の台詞を吐く、何度も何度も吐く、吐いた台詞を無意識に擦り込む、身体に擦り込む、だから意識しなくても台詞が出てくる。そうすると自己にとらわれない、役の言葉になる。でもその人を通すから言葉に説得力がある。役者は自分があるべきだ、そうしないと魅力がない、でも自分を棄てないと台詞と同化できない。矛盾してる、矛盾するから、自己が引き裂かれて、自己を取り戻したくなる。役者は宗教みたいだな、解脱して自己と同一する。
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Last updated
2006.11.16 04:28:39
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