前々回、前回、そして次回と
3回連続で演出家不在、ひとりきりの稽古である。
メニューとしては、
「集中力確立コース」、ヨガの足マッサージと呼吸とポーズ(すべて我流)→ういろう売りひとしきり(外郎売は過去の経験から、私にとっておまじないの言葉みたいなもんになってる)。
前々回は、本をよんだ。朗読。
「怪人二十面相・伝」の、「終章あるいは新しい序章」をば。
今回の作品にもかかわりのある場面や人が登場するため。
前回は、全体を把握したいがために、台本を最初から最後まで。
しかし、「みる」←→「みられる」の構図がなけりゃ意外とうまくいかないもんだな。
一文一文を、「対自」「対他」「即自」にきっぱり色分けして読むことに精力をそそいでいたはずが、いつのまにやらうやむやだ。
「みる」「みられる」は、観客から私にむけられることだけにあらず。
「私が」、聴衆を「みる」という方向性もとにかく重要だ。
次はなにをやりましょか。カタチと色と質感かしら。