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2008.05.31
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テーマ:公演前(64)
カテゴリ:mask
本日も稽古がありました。5月最後の今日は通し稽古でした。
稽古が良い感じで進んでいるのはこれまでも伝えたとおり。
今日は作品について少しお話させていただこうと思います。

今稽古で取り組んでいる作品は北村想さんの書き下ろしの
『MONO語り マスク・THE・忍法帳 ~怪人二十面相・伝・外伝~』
です。

これはAI・HALL+北村想 プロデュースで上演された、MONO語り『怪人二十面相・伝』の続編です。
北村想さんが小説として書かれた「怪人二十面相・伝」は、東宝で2009年1月劇場公開予定の映画「K-20 怪人二十面相・伝」の原作となっています。
「K-20 怪人二十面相・伝」は6年ぶりの主演作「Sweet Rain死神の精度」が話題となった金城武さん主演で撮影が進められているそうです。

今回の作品はこれらの怪人二十面相・伝の作品の主人公、遠藤平吉二十面相の知られざる裏の闘争 ― 外伝 ― に当たるものです。
舞台は昭和27年の冬、敗戦から7年が経ち、ようやくGHQの占領から解かれた頃の東京。
物語は「怪人二十面相」遠藤平吉が謎の女から、父の形見である秘宝を奪還して欲しいとの依頼を受けるところから始まります。

これは僕のイメージですが、
まだ敗戦の影を残す冬の東京という舞台設定で描く二十面相の『外伝』は、ウイングフィールドという劇場、MONO語りという表現にこの上なくしっくりとくるのではないでしょうか。

空の驛舎が初めて、小劇場で芝居を観ること自体が初めてという方にも是非お越しいただきたいと思います。

皆様のご来場、心よりお待ち申し上げます。

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Last updated  2008.06.01 10:51:38
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