自民党内「解散してから協力すると言うべきだ」
読売新聞1月25日(火)10時34分[.]
菅首相は24日の施政方針演説で、「ねじれ国会」を踏まえて与野党協議を通じた「建設的な議論」を呼びかけた。
しかし、野党側は、自民党を離反した与謝野経済財政相が社会保障改革の司令塔になったこともあり、一段と反発を強めている。
自民党の谷垣総裁は、首相が社会保障改革の与野党協議を提案したことについて、国会内で記者団に「(衆院を)解散して現状を正直に国民に言って、その結果から出発すべきだ」と述べ、強硬な姿勢を示した。
谷垣氏はこれまで、「政府・与党がたたき台を示すべき」として協議に含みを持たせてきたが、党内には「応じたら案をまとめないといけない。解散してから協力すると言うべきだ」(伊吹文明元幹事長)などの声が多く、谷垣氏も対決姿勢を強めている。
与謝野氏に対する反発も、勢いを増すばかりだ。この日の本会議で経済演説を行った与謝野氏に対し、自民党席からは「議員を辞めろ」「信用できない」など激しいヤジが飛んだ。
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最終更新日
2011年01月25日 13時04分13秒
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