不人気な幼馴染ヒロインが生まれる理由
『黄昏のシンセミア』CMムービー プレイヤーは別にそのキャラと幼馴染じゃない この時間に起きると色々とやること無くてどうしよう……ということで、キャラクターについての雑感続き。— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 不人気ヒロインというのはちらほら見る要素なんですが、主に主人公を殴る蹴るする幼馴染キャラが割り当てられる事が多くて、幼馴染好きとしてはちと悲しいものがあります。が、どうしてそれが生まれてしまうのか? ということを— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 簡単に言うと、ギャルゲやラノベの主人公にはある程度の破天荒さや巻き込まれ体質が求められるモノなので、これに対する抑制として身近な異性にツッコミ役を割り振った結果、殴る蹴るする幼馴染が出来上がる……という図式が最もありがちです— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 これをみると「親しい関係だからツッコミできるようにしてるのに、どうしてそれが不人気になるの?」と思う方もいるかも知れませんが、これも結構簡単な話で、プレイヤー(読者)は別にそのキャラと幼馴染じゃないからです。— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 プレイヤー(読者)からすると、その作品で出会ったヒロインということで他のキャラとイーブンの関係なのですが、主人公(プレイヤーからは見知らぬ他人)と親しいからといって、プレイヤーの代弁者を殴る蹴るされてはたまったものではありません。ここで温度差が出来ます— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 それで、作者はヒロイン間や物語のバランスとして、主人公に暴力を振るうキャラを諌めるポジションを用意したり、主人公の破天荒な言動を許容するヒロインを用意します。で、大抵こっちの方がメインと設定された幼馴染より人気が出ますが、まあ、これも当然の事ですね— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 誰だって、自分を殴る蹴るしてくる見知らぬ他人(プレイヤー視点)より、自分を守ってくれる存在の方が良いにきまってます。自分だってそうです。— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 ここまで見ると「じゃあ、ツッコミ所は身近な存在やヒロインから切り離した方が上手く回るのか?」と思われるかもしれませんが、あながちそうともいえません。「気軽に指摘できる=親しさの表れ」というのは事実であり、親密さを描写するのに最適な手段であることに間違いないからです— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 簡単に言うと「終わりの見えてるストレスは結構簡単に我慢できるけど、終わりの見えないストレスに、人間は我慢が出来ない」ということです。— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 逆の法則としては、ヒロインがいくら殴る蹴るをしても主人公の方が肉体的に強いため「親愛の情があるから付き合ってあげている」関係に持っていく事です。こちらも尾を引くダメージがないのが明白なのでギャグ描写で済みます。高橋留美子作品やシティハンターだと大抵これですね— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 というわけで暴力ヒロイン故の不人気が生まれる方法としては、プレイヤー(読者)に「この女が身近にいる限り、常にイベントは殴る蹴るで中断されてしまい主人公は理不尽な目に逢い続けるのか?」というプレイヤー(読者)の不満を早期に払拭する必要があるわけです。逆に言うとこれをやれば良い訳です— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 暴力ツッコミキャラにそれ以外の役割を与えないと、最悪の嫌われキャラになってしまう 次に問題となる「空気キャラ」ですが、こっちは簡単です。物語上で役割を与えてあげれば良いのです……が、そう簡単にいった所で実際問題キャラに対して常にイベントを作り続けるのはなかなか難しかったりします— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 例として、黄昏のシンセミアのプロローグのさくや、紅蓮華の序盤の久那崎理奈はこれを意識したキャラ立てになっています。さくやは離れているからこそ電話やメールで近況を聞く=孝介が自分の立場を話して整理したりする切っ掛けになるという感じです— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 逆に最悪なパターンとして、作家が「この子は主人公のツッコミ役を担ってるから出番がオールマイティにある」と、暴力ツッコミキャラにそれ以外の役割を与えないと「空気のくせに主人公達のコミュニティに唐突に出張ってきて殴る蹴るだけして消える」という最悪の嫌われキャラになってしまいます— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 多分、これが今世の中にある嫌われヒロインの中で、最も多いパターンではないでしょうか? この手のタイプを作る作家の脚本だと、和解イベントもうじうじしてたり責任転嫁するので、自分もあんまり好きじゃないです— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 大体気をつける点はこの辺りでしょうか。 一ついえるのは「このヒロインは後半に満を持して登場をさせたい」という作家は多いと思いますが、そういうキャラこそ序盤からのフラグの積み立てが重要になってくるという事ですね— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 ここまでくると、最初に言った「何故そういうキャラが生まれてしまうのか?」も大体見えてきたと思います。キャラクターに対する役割の話になって、少し前回と重なりますが後はおおむね似通った内容になってきますので、大体こんな所でTLとまってる時間の落書きは終わろうと思います— 桐月 (@kidukirey) 2014年1月18日 桜ノ杜ぶんこ 黄昏のシンセミア 冬の木漏れ日【電子書籍】[ 桐月 ]【中古】 黄昏のシンセミア PORTABLE /PSP 【中古】afb