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今日はおっきいおじいちゃんの葬儀の日。現世の姿かたちとは今日を最後にお別れです。
昨夜の夜伽はおじいさん(嫁はんのお父さん)がほとんどの時間みてはったそうで... お疲れさまです。 告別式が始まる前におばあさん(嫁はんのお母さん)がダウン。昨日も調子が悪かったけど、今日はますます不調。更年期障害(?)で血圧のアップダウンが激しいため、しんどくなるようです。とりあえず、焼香順がまわってくるまで控室で寝といてもらいましょう。 告別式が始まると、やっぱり子どもは「こわい」を連発。独特の雰囲気があるからねぇ。でも、こういう体験から人の死とは何か、なんとなく、なんとなく、分かっていくんでしょうな。子どもは嫁はんと焼香まで待機です。 読経も焼香も終わると後はお別れ。おっきいおじいちゃんの周りにお花を入れて上げましょう。これでこの姿かたちとは最後と思うとやっぱり哀しい。嫁はんは号泣。最期をみとれんかったことがやっぱり残念でならんようです。仕方ないとは分かっているんでしょうが... 子どもも何となく分かってきたようで、怖いながらもお花を一緒に入れてくれました。おっきいおじいちゃんに歌を歌ったげて、と言うとちっちゃい声で「どんぐりころころ」を歌ってくれました。おっきいおじいちゃんもちゃんと聞いてくれたと思う。ありがとう。 最後のお別れをして棺を霊柩車に乗せ火葬場へ。今一度、読経と焼香をして、今度こそ現世の姿とはお別れです。嫁はんはここでも号泣。おっきいおじいちゃんとの思い出が多いから... でも、これからはあんまり泣いたらイカンのよ。おっきいおじいちゃんが、中々先へ進めんからね。 骨上げまでの間、精進上げ。この頃から子どもが熱っぽくなってきました。食事も途中で「ごちそうさま」とちょっと元気が無い。抱いてみた感じでは38度ぐらい熱がありそう。そのうち寝出したので、私と子どもは骨上げには行かず。 骨上げから帰ってきた嫁はんの話では、おっきいおじいちゃんの骨はしっかりしてて、中々割れんかったそうな。どこの骨もしっかりしてる、と火葬場の人も感心してたらしい。やっぱり、昭和までの人は丈夫な人が多いです。長患いもしてなかったし。 これでおっきいおじいちゃんも、お骨になられました。現世の姿かたちは無いけれど、逆にそれゆえ、どこにでも居はるのかも。いつでも見てくれてはる、と思えばいいと思うで > 嫁はん。 おっきいおじいちゃんとの付き合いは短かったけど、ホンマに真面目なしっかりしたおじいさんでした。そういうと、お寺さんが戒名にも「誠」の字を入れてくれてはりました。お寺さんの印象も同じやったのでしょう。 もう会って話はできんけれでも、これからも私たちを見守っていて下さいね、おっきいおじいちゃん。 --- 25:20 --- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 2, 2004 01:22:12 AM
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