カテゴリ:Linux
レトロなウィンドウマネージャであるWindow Makerを全面に押し出した(たぶん)軽量ディストリビューションであるWindow Maker Liveの 0.95.6-1がリリースされたのでThinkPad X23(PentiumIII 866MHz、メモリ640MB)にインストールした。
Debian Wheezyベースです。ISOイメージをDVDに焼いてブートするとLive起動とインストールの2択なのでインストールを選択。インストーラは割と素直な作りなので指示に従って淡々とインストールは完了。 日本語化はちと面倒でした。(^^; システムロケールを日本語にするのに、BSDデーモンくんの書かれたルートターミナルアイコンをダブルクリックしてrootでターミナルを開き、 dpkg-reconfigure locales でロケールを再生成します。ja_JP.UTF-8以外のロケールのチェックを外しても大丈夫でした。system localeとしてja_JP.UTF-8を選択。 次に日本語フォントとインプットメソッドをインストール。同じくrootターミナルで、 apt-get update apt-get install fonts-vlgothic apt-get install fcitx-mozc fcitx-config-gtk2 fcitx-frontend-gtk2 mozc-utils-gui apt-get install im-config zenity をインストールします。普通のターミナルで im-config を実行し、fcitxをIMとして指定します。他のデスクトップなら大体これだけで再起動後、日本語表示と日本語入力ができるようになるのですが、Window Maker Liveは一味違う... (^^;; 日本語表示はOKですが、日本語入力ができません。どうもIMに関する環境変数が設定されていない模様。っちゅうことで、~/.xsessionrcを新たに作成し、以下の内容を記述します。 export XMODIFIERS=@im=fcitx export GTK_IM_MODULE=fcitx export QT_IM_MODULE=fcitx fcitx-autostart 不要かもしれませんが、.xsessionrcには実行権を付けておきます。 chmod a+x ~/.xsessionrc これで一度ログアウトしてログインしなおすとfcitx-mozcによる日本語入力が可能となります。 #ここに至るまで色々試行錯誤はあったのですが... (^^;; Window Makerといえば、3.0より前のVine Linuxで採用されていたので、非常に懐かしい感じです。リソースもあまり食ってないようで、非常に軽いです。古物(ノート)PCは温故知新なデスクトップで使え、っちゅうことなのかも。(^^;; Window Maker Live 0.95.6-1のデスクトップ ![]() --- 23:55 --- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 26, 2014 12:02:40 AM
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