|
テーマ:葬儀(191)
カテゴリ:メールマガジン
先週は「お通夜式までの流れ~その8~」をご紹介しました。
詳しくは、バックナンバーをご覧ください。 9月10日号より、自宅へ戻ってからお通夜式が始まる迄の流れ についてご紹介しており、今週で9回目となります。 ■ お通夜式までの流れ~その9~ ■ 今週は、供花の配列順序についてご紹介します。 先週も少し触れましたが、 供花の配置順を決めるのって迷いますよね。 迷うというか、解らない方がほとんどだと思います。 限られた時間の中、如何に迅速かつ最適なアドバイスができるか、 それは、担当者の手腕にかかってきます。 まず最初に申しあげておきたいのが、供花の配列順序は、 “地域によって格差がある” ということです。 なお且つ“正解が一つではない”ということもお伝えしておきます。 ですので、担当者はその地域における一般的な順序を念頭において、 故人様や喪主の社会的地位、また、ご親族との関わり方などを充分に 踏まえてアドバイスをしなければなりません。 まず、身内と外部の方々、どちらを優先するのか? これが最初の問題となります。 一部地域を除いて、ご焼香は、お身内から、喪主を筆頭にご遺族、 ご親族、ご親戚の順に行うのが一般的です。 「お焼香は身内からするのだから、お供え物は外部の方々を優先しま しょう。」というのが一つの考え方です。 では、その外部の方々の優先順位は、何を基準にすればよいのか? というのが、次なる疑問です。 ポイントは“お世話になっている順”です。 お世話になっている順に考えていけば、意外と難しくはありません。 そして、故人様と喪主のどっちがお世話になっている方が優先なのか? という問題。 基本は、故人様のご関係が先ですが、場合によっては、喪主の関係先 が優先されることもあります。 故人様の関係先が個人名で、喪主の関係先が会社団体である場合は、 後者が優先されることがあるからです。 個人名よりも団体名を上座に配置するのが一般的ですね。 さらに、 官公庁や各種団体は別扱いと捉え、誰がお世話になっているか ということは関係なく、常に優先します。 ※ ※ ※ ≪やまさんのツブやき≫ でもね~。 私の和歌山の田舎では、ご焼香もお供え物も親族優先なのよ。 優先っていうか、 ひょっとして申し込み順?って思うこともありましたけどね・・・。 もひとつ、でもね~。 社会的地位の高かった方々の葬儀は別として、 どの場所でもいいんじゃないの~、って思います。 極端なオハナシ。申し込み順でもいいと思うんですよ。 でも、そういう特異なことをする場合、ご参列いただいた皆様に対して ご理解していただくための配慮が必要だと思います。 司会者がマイクを通して説明するか、喪主のご挨拶の中でお話するか、 何かの形で説明は必要でしょうね。 「一般的にはこうするが、今回はこの方法を選択しました。」という。 供花の配置順以外にも、最近では、個性的な葬儀が多くなっています。 それぞれの個性を主張するのは、素晴らしいことですが、 決して忘れてはならないことは “葬儀は厳粛なものである”ということ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[メールマガジン] カテゴリの最新記事
|