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テーマ:葬儀(191)
カテゴリ:メールマガジン
今週は、お通夜式についてお話します。
※ ※ ※ お通夜式はお葬式の前日の夜、6時または7時から執り行われるのが 一般的です。(もちろん、例外もあります。) 開式時間は、弔問者への式場までの交通の便を配慮すると同時に、 お寺様のご都合との双方を照らし合わせて決定します。 式の所要時間は、宗派と弔問者の人数によって左右されますが、 30分~1時間程です。 お寺様が入場され、読経が始まります。 お経が始まって、しばらくすると喪主を筆頭にご親族のご焼香です。 その後、来賓、一般弔問者のご焼香となります。 ※ ※ ※ ≪やまさんのツブやき≫ 「式中の流れを如何に演出するか」 これって葬儀社にとって、大きな課題の一つなんです! 例えば、ご焼香後の弔問者を元の席へと誘導するか否か? これにより、喪主を始めとするご遺族の立礼をどの位置にするか? 粗供養品をどの場所でお渡しするか? 喪主の挨拶は必要か否か? 挨拶するなら、どの場所がベストか? などなど・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 これらは、宗派による儀式の違い、式場の広さ、弔問者の人数、 故人様の遺志、喪主やご遺族の意思を総合的に考慮し、判断しな ければなりません。 更に、事前に決定した事柄でも、その時々に変更したりと臨機応変の対 応が必要となるのです。その対応も、喪主の許可が必要であるものと、 ないものとがありますしね。 そして、担当者が一人で頑張っても無理なことで、スタッフ全員の協力 が必要不可欠となります。 一人一人のちょっとした対応が、ご遺族や弔問者へ与える印象が大きく 変わってきます。 お通夜でよくあるのが、式終了後、お寺様の法話があるケース。 せっかくのお話だから、一人でも多くの方に聞いてもらいたいなって、 思う私は、時間にゆとりがある弔問者を式終了まで残っていただける ような流れを組んだものです。 ※ ※ ※ 式終了後、お通夜食を召し上がるのが一般的です。 このお通夜食ってどこまでの方に召し上がっていただくものなのか? 判断が難しいとろこですよね。 昔は、親戚のみならず、弔問者全員に一口だけでも召し上がってお帰り いただくものでした。 生前の故人様を思い出しながらお食事をとっていただくことが、故人様 への何よりの供養であるからです。 しかし最近では、すすめる側もいただく側も遠慮するというのが現状で、 皆さんに召し上がっていただくことが難しくなっています。 時間の都合で、ご焼香が終わればすぐに帰られる方もいらっしゃいます。 その代わりとして、全員に粗供養品をお渡しする訳です。 ですので、お通夜の供養品は、必ず口に入れるもの、お茶の葉やお砂糖 お菓子などとなっているはずです。 ※ ※ ※ ≪やまさんのツブやき≫ 「お葬式泥棒」ってご存知ですか? 知り合いや遠い親戚ですって顔をして、お参りに来て、粗供養品と 通夜食を食べて帰って行くという泥棒さんのことです。 残念ながら実際に居るんです。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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