089287 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

お葬式の表舞台&裏事情

お葬式の表舞台&裏事情

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

カテゴリ

お気に入りブログ

運命館~階~ (Kizah… 峰絵佳さん
ハダビーブログ♪ ミィ~♪さん
【にこ道】人とうま… 下玉利 忠さん
浮浪幸鳥の、ただ今… 浮浪幸鳥さん
龍馬がゆく 神田龍馬さん
サプリでundeu… pecoleeさん
楽笑人生のススメ なつなつはるはるさん
2005年12月03日
XML
テーマ:葬儀(191)
カテゴリ:メールマガジン
 
 今週から、葬儀・告別式までの流れについてご紹介します。


      ※        ※         ※


 慌しくお通夜式が終了しました。
 ご親族みな様が協力しあって、夜通し交代でお線香とローソクの火の
 番をします。

 そして一夜が明け、葬儀・告別式の当日です。

 喪家の皆様にとって、精神的、そして体力的に徐々にピークが近づき
 つつある状態です。

 そんな過酷な条件の中、喪主やご遺族にとって、葬儀・告別式が始ま
 るまでに、決定や判断しなければならない事柄がいくつかあります。

 それらの項目をピックアップしてみると、

 ●読み上げる弔電の順番
 ●清めのお膳(精進料理)の数
 ●火葬場までのお車の数
 ●供花の追加がある場合、配列順序の再検討
 ●ご参列の皆様に対する喪家代表者の挨拶

 細かな事柄を除いて、代表的なものは以上です。


 清めのお膳と火葬場までのお車の数については、請負の段階で大まか
 な数を決めていただいていますが、開式時間の2時間程前までに、
 最終決定をしなければなりません。


      ※        ※         ※


 では、読み上げる弔電の順番についてご説明します。

 本来でしたら、いただかれた弔電は、全て読み上げてほしいのが
 喪主やご遺族のお気持ちでしょう。

 しかし、いただかれる弔電の数は、喪家により多かったり少なかっ
 たりと様々です。
 葬儀・告別式の所要時間は、殆んどが1時間なのです。

 現役時代の私は、なるべく読み上げる弔電の数を抑えていただく
 よう、常にお願いしていました。

 なぜなら・・・、

 何らかの事情により、お葬式に参列できない方々が弔電を使用され
 ますよね。

 当日ご参列いただた方々の中にも、お忙しい方はたくさんいらっしゃ
 います。
 忙しい中、わざわざ足をお運びいただいている方々と、事情はどうで
 あれ、参列されていない方と、あなたならどちらを優先されますか?

 「参列いただいた方々ですよね。」

 弔電を読み上げる際は、会葬者だけでなくお寺様にもお待ちいただく
 こととなります。
 しかも、弔電を読み上げるタイミングは、大半がご焼香の前です。

 忙しい中、お運びいただいた方々の貴重なお時間を少しでも奪うこと
 に、私は大変抵抗があったのです。


 こういった理由から、全文のお読み上げは1通~3通まで。
 お名前のみの読み上げは、多くても10通までに抑えてもらえるよう、
 アドバイスしてきました。

 順番については、供花の配置順と基本的に同じです。

      ※        ※         ※

 ≪やまさんのツブやき≫

 それでもね~。
 届いた弔電のお名前だけでもいいから、全て読み上げてほしいって
 いう喪主もいらっしゃいました。。。

 そういう時に限って、弔電の数が多い・・・。

 どのタイミングで読むかの判断が難しいものでした。
 司会者が別にいた場合だと、相談できるものでしたが、担当しながら
 マイクも握っていた時なんかは、う~ん。
 どうしようかな~・・・。
 って悩みましたよ。

 開式前に読み上げたり、お寺様が祭壇前から下がられた後で読んだり、
 その時々によってパターンを変えなければならない・・・。

 あと、とっても怖いのが、お名前の読み間違い。
 正確な読み方をお聞きしていたにも関わらず、緊張のあまり間違って
 しまったケースは、どうしようもないとして、喪主やご遺族が勘違い
 しているケースがあったりと・・・。

 いろいろあります~~~。

 どこどこの議員さん、大会社の社長さん、とある宗教団体の教祖、
 と、会った事もないお偉い様から弔電を寄せられた際は、一様に
 必ず読んでください状態でした。(~_~;)








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年12月03日 17時21分55秒
コメント(6) | コメントを書く
[メールマガジン] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.