カテゴリ:映像レビュー
病気は良化する兆しを一向に見せないので、ワクチンを打ちに行ってきた。つまり、病原菌に直接触れたことにより感染したのだから、それを弱めたものを摂取して抵抗をつける・・・
って勿論、感染後にワクチンを打ったところで効果はない。むしろ悪化したような気がする。 ![]() ホントは土曜日に渋谷で見ようと思ったんだけど、渋谷まで行く気力が何故か出なかったので断念。しかしその晩自宅でKids Are Alrightを少しだけ見たら物凄く見たくなって、練習が終わってから楽器をHatsuに預けて川崎へ直行してしまった。18:50からという上映時間もこのタイミングにはぴったりだ。 実は俺、これが人生5回目の映画館。しかも一人で見に行くのははじめてなのだ。チケット買うのも若干の緊張が(笑)。37のおっさんとは思えないですね。お恥ずかしい。チケット売り場で「アメイジング・ジャーニー」って言ったら「ザ・フーですね」って返された。ケッ。 レアなライヴ映像は基本的に細切れという情報は得ていたので、ショックを受ける予定は無かった。実際に見たらむしろ映画のテンポ的には正解と思ったね。勿論「フルで見せてくれ~!」とは思うケド。この変は後々に期待したいね。DVDはUS盤がもう出てて、ボーナス映像アリとの情報も無いから期待出来ないケド、何らかのかたちで。 全部書くほどきっちり覚えてないので、順不同でなんとなく感じたことを箇条書きにするいつものパターンで行く。 ・ジョンの追悼と言う意識を感じた。ってーか、フーの歴史の中で死んでいった者たちを意識的に描いていると言う感じがした。キース、ジョンは勿論、キット・ランバートやミハー・ババの描き方にも(メンバーとは圧倒的に差があるが)それを感じた。ピーター・ミーデンについてはそれほど触れられなかったケド。 ・77年キルバーンの映像ははじめて見たけど、78年にシェパートンで再度撮影をした段階では両方編集して使うつもりだったのかな?全員が78年のと同じ衣装だったし。 ・ロジャーの腕の筋肉が凄い。今でも。 ・ピートとの犬猿の仲っぷりが散々言われてたケニーがにこやかに、あくまで良い想い出として語ってるのが不思議だった。もっと驚いたのがビル・カービシュリーの語った「ロジャーがケニーを追いだした」と言うところ。 ・実は各アルバムのジャケがアニメーション化されてる部分に結構感動した。A Quick OneなんかホントにYellow Submarineみたいで楽しいコト。コレでプロモ作って欲しいぞ。 ・ラストで過去のステージ映像を編集した歴代メンバー紹介が入るんだけど、キース、ジョン、ケニーは当然としても(ジョンはThe Oxとして紹介)、現メンバー、ザック、サイモン、ピノ、ラビットも紹介されてるのが少し嬉しかった。反面、サイモン・フィリップス等は登場せず、彼らはあくまでセッションマン以上の存在ではなかったことを感じさせた(逆に言うとザック達はもう単なるセッションマン以上の存在と言うことだ)。 ・字幕の読み辛さ(白地に白・・・)と翻訳の中途半端さはDVDになったら改善されるのかな? ・映画館はやっぱり、ノリまくったり一緒に歌ったり出来ないから少し不満だな。折角目の前にフーがいるのに・・・。なんか60年代にビートルズの映画で絶叫した女の子達の気持ちがちょっとだけ解ったな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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