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カテゴリ:Rock
Rod Stewartの1stソロ。好きな作品。カッコいいロックです。
【No.255】 ・Rod Stewart:An Old Raincoat Won't Ever Let You Down (1969) Jeff Beck Group脱退後に、有名なVertigoレーベルから発表されたRod Stewartの1stソロアルバム。米盤では「The Rod Stewart Album」として発売され、現在日本でCD化されているものもタイトルは米盤と同じで、肝心のジャケまで同じです。英国盤のオリジナルジャケットはキーフによるもので、断然コチラの方がいいんですがね。日本のレコード会社のセンスを疑いたくなります。写真は英国盤。本作は後のヒット作やFaces時代と比べると、有名ではありませんが評価の高い作品で、私自身凄く好きなアルバムです。Rod Stewartのヴォーカルを聴いたことのない人はいないとは思いますが、この人は凄くSam Cookeの影響を受けてます(Sam Cookeのアルバムに賛辞をよせてるぐらいですし)。実際、「Shake」とかもカバーしてましたね。でも個人的にはそこが好きだったりします。この作品はメンバーも非常に豪華で、キース・エマーソン、イアン・マクレガン、マーティン・パフ、ロン・ウッド、ミッキー・ウォーラーなどブリティッシュロックが好きな人にはお馴染みの顔ぶれです。ソウルフルなRod Stewartのヴォーカルとトラッドをはじめとするブリティッシュならではのサウンドが絶妙にマッチしています。それを象徴するのが「Handbags & Gladrags」と「Man Of Constant Sorrow」「Dirty Old Town」の3曲でしょう。味わい深い大好きな曲です。「Blind Player」「I Wouldn't Ever Change A Thing」やストーンズの「Street Fighting Man」もカッコいい仕上がりですし、捨て曲はありません。本作はヒットしませんでしたが、ブリティッシュロックの傑作だと思います。多彩な内容で聴き飽きないのもいいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.29 00:53:04
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