|
カテゴリ:読書 作家別 あ~こ
もんのすごく感動しました。全てにおいて。 末期がん患者の主人公。ここからどんな物語があるのさって思っていたら、あれよあれよと。 話はセブンス・タワーに似ていると思います。 (セブンス・タワーの感想は、後ほど…別サイトにあるので) 外には住めず(住んでいる人もいるけど、迫害)塔の内部で生活。塔の高さで階級、差別。 ファンタジーではあるけれど、まさに現代社会でも似たような事はあるわけで。 また外に住めない原因が、ありそうなんだよなー。 ラストは超ハッピーエンドです。 なんで妻に渡すんだよーっ、とか、何で治るんだよーとかいうちょこっとした不満はあるけれど。 何よりラストのココとの会話が泣き。(ボディーガードも生きてたし) (実は、ラルフ・イーザウの「盗まれた記憶の博物館」も同じような設定でした。 その本でのガラスの・・・とは、ラスト悲しい別れがあったのですね。 その思いがあったので、何だか優しいラストにホロッと来てしまったのです。 興味ある方は、「盗まれた記憶の博物館」読んでみて!) そして話の感動に輪をかけたのがあとがき。 9.11について 人間の悪や残酷さを見たとき、ぼくたちはそれと 2度目のロンドンでの爆破テロの速報を聞きながら、あとがきを読んだのでいっそう感動しました。 そして同じくあとがきにあるエドモンド・ハミルトンの「スターキング」という本を探したい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.25 00:43:31
コメント(0) | コメントを書く
[読書 作家別 あ~こ] カテゴリの最新記事
|