人は戦後の何もない状態から、アメリカのように幸福な
夢の見られるお金持ちになりたいという意識で、ずいぶん
と頑張って、それなりに物に恵まれた社会性の意識を
作り出してきたのではないかと思う。
『なりたい』で意識は止まらずに、叶えた人たちの意識で
『なっている』と進行形の意識が、過剰な消費を加速させ
庶民は買う必要のない物まで、操作された意識で買ってきた
のではないだろうか?
儲け主義が買えない所得の人たちにまで、買えるという
錯覚を与えて、破綻する経済を生み出し、会社の数字的
経営を破産させてしまったのではないだろうか?
『買える』という操作された意識で、買えない物を買い続ける。
だから、払えない状況が生まれて、払えないから払わなくて
いいようにしたいという意識が更に生まれたのではないだろうか?
つまり、ローンとか、買えないから買えるようにしようという
強制的なやり方で、スマートじゃないし、無理があるから、
庶民は返済に困ったりしている。
そして、困るから自殺する。
なんだか、そんな相関図が描けそうな気がしている。
やっぱり庶民はささやかでも堅実な暮らしなくして、庶民の経済の
数字は成り立たないようである。
働いて得るお給料の数字より、はるかに高い生活を望むのは
無知な振る舞いなのではないかと...そんな風に思う。
庶民にとって、働いて得たお給料の数字が、未来そのものである
ように、自分自身で、お給料の数字で作る未来家計簿など、
仮想世界に数字で生きられる範囲の設定をした計画が必要なの
ではと思って、コンピューターに家計簿的数字で作れる未来の
生活シュミレーションを作ったほうが、全体的数字の安定する
未来への進み方になるのではないかと...
そんな風に思っている。
誰か無料ゲームで、お給料の数字で生きられる未来の生活シュミ
レーションゲーム、選択的ゲームを作らないだろうか?
きっと漠然と想像していた未来の自分の生活が、数字という
はっきりとしたものになった時、別の未来像が、自分に生きられる
限定範囲が定まってくるのではないだろうか?
数字で分かる未来の自分の生活、なんだかとっても楽しそうなのだと
思うのである。
しっかりとした生活意識が、無謀な未来への意識を、自分の
お給料の範囲内限定にしてくれるような気がしている。
庶民には、庶民の暮らし方。
こういうことは、歴史的にあんまり変わらないほうが、庶民に
とっての幸福が多い暮らしになるだろうなっと思っている。
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最終更新日
2009年05月02日 22時22分23秒
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