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カテゴリ:音楽
ドアーズのデンズモア本を久々に読み返して面白かったので、また新たなるドアーズ本を読んでみようかと思って、調べてみたら、今ドアーズ本ってほとんど出てないんだね。
「ジム・モリスン詩集」みたいなのがあるぐらいで、これほどまでにドアーズ本市場が停滞しているとは思ってもみなかった。 考えてみれば私がドアーズ本をむさぼり読んでいた時期は、ちょうどオリバー・ストーンのドアーズ映画が流行った後だったので、それなりに需要があったのだろう。 しかし、当時はほとんどドアーズ本は図書館で借りて読んでいたので、実際に自分が購入した書籍は、デンズモア本と洋書のジム・モリスンの伝記みたいなものだけなのだった。 こんなふうに知ったようなことを書いているけど、私はドアーズのファンとしては失格レベルで、何しろ、ファーストとセカンドとベスト盤とライブ盤、あとビデオをいくつか所有しているに過ぎない。 先日ユーチューブで『テル・オール・ザ・ピープル』を歌っているドアーズの映像を観て、なかなかいいなあと思った。ロビー・クリーガーの曲で、『ソフト・パレード』の1曲目だ。同じくロビーの『タッチ・ミー』が収録されているアルバムで、オレはこの曲がものすごく好きなので、この機会に『ソフト・パレード』を買おうと思った。 ところがデンズモア本を読み返したら、『テル・オール・ザ・ピープル』のレコーディング時に、ジム・モリスンとロビー・クリーガーがもめたのだという。理由は歌詞で、「銃を取って俺について来い~」みたいな歌詞を、ジムは歌うのが嫌だったようだ。 「俺がこんな歌詞を書いたと思われたくない」とジムは思ったらしい。妥協策として、曲のクレジットを明記することで解決したようだ。それまではドアーズの曲はジムの作品もロビーの作品も「ドアーズ」名義でクレジットされていたらしいのだが。 でも『テル・オール・ザ・ピープル』のユーチューブ動画を見る限り、ジムは結構気持ちよさそうに歌っているのだ。 まあそのうち『ソフト・パレード』は買おう。 さて、面白そうなドアーズ本が見当たらないので、今度はトニー・サンチェスが書いたストーンズの暴露本を読み返し始めた。これもまた面白い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 23, 2010 10:50:30 PM
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