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カテゴリ:drink
「あのういつもギネスを飲まれているのですか?」
昨夜のいつものバーである。昼間の猛暑も夕方からは涼しい風が吹く夜であった。静かにギネスをちびちびやっていると、カウンターの隣に座った男が語りかけてきた。常連ではないが先程からカウンター越しの話を耳にすると、左程悪い男でもなさそうだ。 「ええ、ま、何でも飲みますけど」 「でもギネスはうまいですよね」 信用金庫の営業というその男。仕事柄かなかなかフレンドリーであった。聞けば仕事で豊橋に7年。この3月に地元に帰って来たとの事であった。 出張に行った時の豊橋事情など話しているうちに、実は私と小中と同じ学校だということが判明。歳は5歳程違った。 「南の方で○△って言ったら知らない?」 「ああ、分からないですねー。」 「キミ、もぐりだな(爆)」 続いてバスペールエールを2杯飲んだ後、スコッチに切り替える。酔っ払わない様にロックにした。しかしだんだん24時に近づき酔いが激しくなってきた。 「いやあ先輩!(バシッ)」っと肩をバンバン叩く。まあ痛くないから許すものの、酒は私の方が先に飲んでいるのである。男の顔も先程までは真面目な巨人の槙原っぽかったのが、今やせんだみつお化している。しかしまだまだ元気だ。 「技術の相原とか美術の青木とかな」 「うひゃひゃひゃひゃひゃ」受けまくっている。だんだんうるさくなって来た。こいつ悪いタイプの酔っ払いだな。 23:30。「よし河岸を変えるか」「え?いいっすよ」 で、深夜までやっている寿司屋に引き連れて行った。ここのネタはなかなか良いので人気だ。 「らっしゃい!今日は?」 「うん、何か同じ中学だって、今日会ったばっかだけど笑」 「先輩!ここは良い所ですねぇ!」 「そうなんだ。ここは美味いぞ。何飲むか?何でもいいぞ」 「あ、自分あの○○○○って焼酎がいいっす。」 「あれはボトルだぞ。一杯で売ってるんですか?ダメ?うんじゃあボトルで」 「あとヒラメの刺身が食いたい!」 「ヒラメかあ。ヒラメが食いたいって言われたのは君で2人目だなぁ。まあいいか。じゃヒラメの刺身で」 「ヘイ!」 「おかあさん、これはあれなの?お通し?」 「バカもん!お姉さんと呼ばんか!(笑)失礼だぞ」 でロックでガンガン飲みました。カウンターの向こうではヒラメがバタンバタン暴れております。おおー!値が張ったなア…そうだヒラメって高いんだぞ。バカもん!遠慮してカレイの煮付とか言わんか!とフト思いましたがもう遅い(爆)。 実は寿司屋で何を話したかは全然忘れました(爆)。憶えてるのは(こいつー調子の良い奴だなー。よし!潰してやる!)であります(爆)。その甲斐もあって1時間位すると焼酎ロックが進まなくなり目も空ろに。 「よし!帰るぞ!タクシー呼んで」 「…ここお愛想は?」 「俺が誘ったんだから良いのだ。今度は君がいつか後輩ですって奴に奢れ。こうゆうのは順繰りなんだ。」 「ご、ごちそうだまです」 完全に酔っ払いやがった(ほくそえむ)。でタクシーに乗って男のマンションに送った後、最初のバーに戻って飲み返し。 「あら?どこ行ってたんですか?」 「ああー○○行ってたの?△△(碌に話ができない若いバカ女がうじゃうじゃいる店)かと思った」 「△△なんか行ったら金が幾らあっても足りん!まったく酔っ払いめ潰してやったぞ!」 「おおーさすが南ハイランダ-さん!」 常連に賞賛されながらビールを一杯。しかしそこで限界でありました。深夜1時半。 朝起きたらヒドイ胸焼け。財布は5千円が一枚に(泣)ついでに1時間遅刻でありました。 先輩とか呼ばれて結局散財して二日酔い(泣)。結果、酔っ払いに良いも悪いもないということが判明。いつもながら高い授業料であります(爆)。さあ仕事仕事。 P.S. 基本的には私は貧乏であります!ですからね!ルーさん(爆)! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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