カテゴリ:チビざる話
以前、おいらはうちの文部科学省長官であるマイハニーの銘を受けて、チビざるの社会の先生を週に1回行っていると書いたことがある。
<ご参考:『おいらは社会の先生なのです。』> しかし、社会なんぞは座学でやったってちっとも面白くない。 やっぱり実際に社会を見て回ってこその『社会』だっ!・・・というのがおいらの持論であり、それ故に、先月は日本三景の一つ、広島の宮島に行き実地勉強をした。 そして、先日の連休はやはり日本三景の一つ、京都の天橋立に日帰りで行った。 『日本三景』と言って、丸暗記しても面白くないでしょっ! やっぱり、実際にそこに行って、自分で歩かなきゃねっ!! さて・・・そんな天橋立に『智恩寺』というお寺があった。 ここには数々の重要文化財があったのだが、それよりも何よりも我々が惹かれたのは、ここが 文殊信仰の霊場として知られているお寺だということだ! ここの文殊堂には、合格祈願の祈願者が多く訪れているらしく、途端に我が家の文部科学省長官の目が光った。 チビざるは、マイハニーに無理やり手を引かれて参道を引きずられ、そしてお線香の前にやって来た。 ここのお線香の煙を頭にかけると、頭が良くなるらしいのだ。 「さぁ、さぁ!たっぷりと煙を頭にかけなさいねぇ!」 チビざるはお線香を立て、もくもくと立ちこめる煙を頭に一生懸命かけているが、無数のお線香が立っているせいで、すごい煙が上がっており、まるでチビざるは煙に燻されているようだった・・・。 (あいつ・・・スモークになるんじゃないか・・・) 薫製になりそうなほど『頭がよくなる煙』まみれになったチビざるは、半分スモーク状になって煙の中から出てきた。 (よし!これで、頭がよくなった!!) ・・・と思ったのだが、翌朝の社会の勉強で、毎週毎週復習しているにも関わらず、どうしても覚えられない『水田に水を引くための網の目のようになった水路の事を何というか』という、問題が今回もわからなかった。 『クリーク』だろぉがよぉお!! あれだけ燻されても、まだダメか!? いっそのこと、薫製になるまで『頭が良くなる煙』に燻してやればよかった・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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