カテゴリ:勘違い・失敗談
明けましておめでとうございます。
・・・いや、おめでたくないっ! 今年、厄年を迎えるおいらにとって、新年は決しておめでたいものではなく、 新年明けまして、ご愁傷様。 的な気分なのである。 あまり信仰心も無く、迷信も信じないおいらであるが、まわりの 「厄年にあんなことがあった・・・こんな事があった・・・」 という血なまぐさいリアルな話をいろいろと聞かされてきて、厄年だけは 何か不吉なことがあるに決まってるじゃないか! と断言できるほど信じ切っている。 数年前、会社の同僚が酔って用水路に落ち、溺れて死にかけた上、コンクリートで顔面を強打し、一時期フランケンシュタインのような人相に変形していたことがあったが、聞けば厄年を迎えた1月の出来事だったという・・・。 そんな話を仕事納めの打ち上げで聞いた日には、もう・・・居ても立っても居られないよぉっ!! そんなわけで1月3日に帰省先の福岡で、厄払いで有名な神社へ藁をもすがる思いで出かけた次第である。 さて、その神社には25歳の厄年にもお祓いに行ったことがあるが、厄払いで有名な神社だけあってとにかく混雑している。 ちょうど寒い時期に、確か1時間半から2時間程待ったと記憶しており、なるべく並ばずに終わらせたい・・・と思いから、早朝の厄払いを試みた。 おいらの父上も母上も、「朝は7時頃からやっているはずだ」ともっともらしい顔をして言うもんだから、真に受けて6時半頃から車をぶっ飛ばして出かけた。 かなりぶっ飛ばして7時15分頃到着し、やばいやばい・・・もう長蛇の列になっているのでは・・・と思いきや、意外にも神社の前はひっそりと静まりかえっているではないか・・・。 おおおおっ!!これで並ばずにサッと終わって帰れるぞっ!! と喜び勇んで神社に入ると、ポツネンと一人だけ寒そうに待っているおっさんがいるだけで、神主さんもいなけりゃ、巫女さんもいない。 いないどころかお祓いの受付場が、頑丈そうな木の扉でガッチリと閉ざされたままではないか。 7時20分、閉ざされた受付場の前で一体何が起こっているのか判らず、数え年42歳の男が、耳がちぎれそうなほどの寒風吹きすさぶ中、悲しいほど右往左往した。 パパとママは、7時にはお祓いしてくれるって言ってたのにぃ!! と、地団駄を踏みながら神社の前に行くと、お祓いはなんと10時からだと案内されており、あまりの寒さとショックで10時までの残り時間を正常に判断する事ができず、結局7時20分頃から10時までの約2時間半、吹き荒れる寒風の中をジッと寒さに堪え忍んで待ち続けた次第である。 これで厄は落ちたと思いたいが・・・今年始まってまだ5日目・・・いつ用水路に落ちて顔面が破壊されるかと思うと気が気じゃない今日この頃である。 こんな厄年おとこですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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