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テーマ:ワイン大好き!(30819)
カテゴリ:建築・都市・建築家
かつて、今年の天候異変にからめて、 以下の様なブログを書いていた。 Feb 25, 2007 ことしは大飢饉か 「つ ぶ や き(279)」 [ 建築・都市・建築家 ] 東京など、多くの場所で、 雪が降らない冬が終わりに近づきつつある。 雪が降らない、すなわち、季節がかわると 農作物などを育てる基準となる「暦」がかわることになる。 すなわち、田植えや稲刈りのシーズンがずれこむことになる。 それ以外の、細かい、農業のスケジュールが 平年に比べ変化することになる。 逆に言えば、農業のスケジュールを 変えなければいけないことのサインが この、雪のない冬である。 思うに、人類自身に由来する気候変動の経験は、 今回が初めてかもしれないが、 有史以来、人類は、自然の気候変動を 何度も経験してきている。 こういうときに、大飢饉などが起きたり しているのではないかと推察される。 農業関係者は、官学民ともに、 早めに、この事態を予測し、 今年の気候を予測し、 今年の気候変動にあった、農業の暦の調整を 行う必要があるのではないだろうか。 それぞれの、農業の現場でできることと、 科学的に推定できることとがあるはずである。 地球温暖化により、今世紀末までに、 それぞれの農作物の産地が北の方に移動すると 推定されているが、 実際問題として、どのように、うまく、 北の方に移動させてゆくのか、 計画を立てる必要もあろう。 土地に密着した農業従事者を全国的に移動させる ことはかなり難しいと考えられ、 むしろ、 農業従事者を固定したまま、 農作物の品種を順次変えてゆくことになることになると 考えられる。 そうだとすると、新しい作物の生産方法の 教育が全国的に、異なる内容で行われなければならない。 それがうまく行かないと、 農作物の調達に危機が生じ、 大飢饉になることになるのではないだろうか。 本日の日経新聞によれば、 世界各地で天候異変がおこり、 農業・生活に打撃が出始めているという。 南米などの海面温度が下がる「ラニャーニャ」現象 との関連が指摘される天候異変だという。 欧州では北部・西部が冷夏、 南部・東部が猛暑に襲われ、 中国は南部、内陸部で豪雨、 東北部などで干ばつに直面。 昨年、歴史的少雨を記録した オーストラリア南東部は一転して豪雨被害を受け、 米国では南東部や西部など 国土の半分近くが歴史的な干ばつに見舞われた。 各地の気候は農畜産物や衣料品の価格、 地下資源の産出など経済の様々な面に 影響を及ぼし始めているという。 天候異変の動向を早めに見定め、 機動的な第一次産業の位置移転対策をたて、 自然の動きに対応した生産システムを 配置してゆく必要があろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 4, 2007 11:31:36 PM
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