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テーマ:ワイン大好き!(30395)
カテゴリ:建築・都市・建築家
2008年1月4日のテレビ朝日の環境関連の番組で、 地球は水の星であるが、海水が97.5%であり、 淡水は2.5%にすぎないという。 今後、農業系の技術を通じバイオ系の新資源を獲得するにしても、 人類自身が飲料を始めとする水資源を獲得するにしても、 淡水資源に頼ることに成り、当然の成り行きとして 海水の淡水化が進められることに成る。 一方で、一般の科学技術の高度化により、 レアメタルの需要が高まっている。 今後バイオ系の新技術によりバイオコンピュータの様なもの が作られるにしても、その調味料となるような成分として レアメタルの必要性には変わりないと考えられる。 レアメタル(希少金属)は非鉄金属のうち、 様々な理由から産業界での流通量・使用量が少なく 希少な金属のことをいう。 レアメタルは非鉄金属全体を呼ぶ場合もあるが、 狭義では、鉄、銅、亜鉛、アルミニウム等のベースメタル (コモンメタルやメジャーメタルとも呼ばれる)や 金、銀、プラチナ等の貴金属以外で、 産業に利用されている非鉄金属を指す。 ニッケル、クロム、マンガン、コバルト、タングステン、 モリブデン、バナジウム、ニオブ、タンタル、アンチモン、 ストロンチウム、白金属(プラチナ、バラジウム)、 ガリウム、インジウム、レアアース、ゲルマニウム、 チタン、リチウム、ベリリウム、ボロン(ホウ素)、 セレン、ルビジウム、ジルコニウム、テルル、 セシウム、バリウム、ハフニウム、レニウム、タリウム、ビスマス 等が含まれる。 一方、海水に含まれるイオンは、ナトリウムイオン、 マグネシウムイオン、カルシウムイオン、カリウムイオン、 塩化物イオン、硫酸イオン、臭化物イオン、炭酸水素イオン、 などであるが、 希少な微量金属(コバルト、チタン、ウランなど)を含有しているため、 現在海水からそれらを回収する技術が開発途上にあるという。 今後、地球環境問題の進展とともに、海水の淡水化が進む と考えられるが、淡水化した残りの成分は、 淡水化により濃縮された塩類だけではなく、希少金属 すなわちレアメタルを含むはずである。 すなわち、海水の淡水化は、レアメタル獲得の 重要な手段であることに着目すべきである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 5, 2008 12:32:49 AM
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