7719722 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

thunderbolt!

thunderbolt!

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

バックナンバー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2006.02.04
XML
カテゴリ:子供たち
土曜日に、こんな番組やってました。
テレビ朝日 ドスペ!「密着こども病院・輝け!幼い生命」
http://www.tv-asahi.co.jp/dosp/

一年程前まで自分たちがそういう場所の真っ只中にいたことが、なんだか不思議な気がしてきました。
聞きなれた心電図モニターのアラーム音や病室の喧騒が、あたりまえのように存在する日常。
たった一年しか経ってないのに、随分前のことのように感じます。

力斗が必死に生きた1年は、とても長かったです。
それは、とってもがんばったということなのでしょう。

どの子も、必死になって生きようとしています。
親御さん達も先生たちも、頑張っています。
自分たちもそうだったと思っています。

でもどうやっても、報われない努力があるという現実。


番組中で、小児ガンの男の子が出ていました。
とても一生懸命頑張って病気と闘ってました。
でも、退院が目前となった日に、容態が急変して亡くなってしまいました。

最期までお医者さんが頑張って処置してました。
それでも、奇跡は起きませんでした。
最期には、お父さんが自ら心臓マッサージをして、お母さんは必死に呼びかけていました。
それを悲痛そうな表情で見守るスタッフたち。
もう、かける言葉も無かったのだと思います。
ついに、先生が最期の一言をかけました。
「お父さん、お母さん、もう・・・」


同じです。
力斗のときと。

私は心臓マッサージこそしませんでしたが、最期まであきらめないでいてほしいという気持ちと、もう本当にダメだという気持ちが交錯し、心の中でせめぎあっているのがよく分かりました。

もうダメだ、でも、終わりにしたくない、別れたくない・・・


最期の一言をかけるのは、とても辛い役なのだと思います。
もう本当にこれでダメなんだということは、お医者さんや医療スタッフはもとより、
お父さん・お母さんも、本当は分かっています。
それでも、あきらめきれない思いがあるのです。

見てて、本当に辛くなりました。
じっと見ていられませんでした。
そこにいた全ての人の気持ちが、痛いようにわかる・・・

どうして、こんなに頑張ってきたのに、亡くならなきゃいけないんでしょうか。


前の日に、その子は家族に帰らないでほしいといい、一家で一つの部屋で寝ました。
その子は、何か感じていたのでしょうか。


力斗が急変したのは、去年の1月3日でした。
その日は顔色が悪く、いかにも調子悪そうでした。
その前日の1月2日は、寝てました。
面会に行っても、何をしても起きませんでした。
ものすごくよく寝ていました。
安らかな寝顔でした。
最期に、安らかな寝顔を見せてくれたのでしょう。
そして3日は、限界までがんばったのでしょう。
せめてもの救いは、夜中とかではなく、私たちが面会をしているときに急変したことです。
最後の最後まで力斗は私たちに根性を見せてくれました。
必死に頑張っている姿を見せてくれました。
最期の一瞬まで、ギリギリまで力斗は頑張ったのでしょうか。
最期まで一緒に過ごしたいと思ってくれたのでしょうか。

どうして、こんなに頑張ってきたのに、亡くならなきゃいけなかったんでしょうか。

亡くなって1年1ヶ月になりますが、いまだ、答えは出てません。


ただ、生きることのすごさを、日々、痛感してます。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.02.06 13:07:15
コメント(3) | コメントを書く
[子供たち] カテゴリの最新記事


コメント新着

aki@ Re:マウス蛍光ペンのon/off(01/12) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
aki@ Re:空飛ぶクルマの空港にしたら良いのに(01/09) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
Ocean3@ Re:BZT600復活への道 その6 新HDDを増量して完了(01/20) quanta511さん,こんにちは! 初めまして…

お気に入りブログ

りきりき元気です! りきとママ922さん

フリーページ

カテゴリ


© Rakuten Group, Inc.