ジャパン・スポーツ&アート・フォーラム♪
「第3回ジャパン・スポーツ&アート・フォーラム」(主催:日本スポーツ芸術協会)に行ってきた。 テーマは「オリンピックと芸術」。 基調講演とパネルディスカッションの2本立て。 基調講演の演者はテレビ朝日で夕方のニュース番組に出演されている轡田(くつわだ)隆史氏。 パネルディスカッションは、スポーツライターの増島みどりさんがコーディネーターとなり、パネリストは武田美保さん(アトランタ・シドニー・アテネオリンピック シンクロナイズドスイミングメダリスト) 、師岡文男氏(上智大学文学部保健体育研究室室長・教授)、三上孝道氏(秩父宮記念スポーツ博物館館長)の3人。 東京が2016年のオリンピック開催地に名乗りをあげていることもあり、1964年の「東京オリンピックが遺したもの」にスポットが当てられ、興味深い話がいろいろ出てきた。 増島みどりさんといえば幅広い精力的な取材で知られているが、私はときどき音声起こしの仕事をお手伝いさせていただくことがある。たとえばこの本『In His Times 中田英寿という時代』。 ふつうは、起こしで作品にかかわっても名前は出ないことが多いが、増島さんはわざわざ協力者の欄に私の名前を入れてくださった。 私が起こした部分は、もしかすると中田ヒデさんがドイツW杯時での引退をほのめかしたまさにその瞬間だったかもしれない。 それ以来、ヒデさんの覚悟みたいなものがずーっと気になっていて、引退を発表したとき、「ああ、やっぱり……」と感じたものだ。。。