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モロッコ MOROCCO
☆☆☆☆ DVD 古い古い映画。 ゲーリー・クーパーは、「昼下がりの情事」しか知らなかった。 優等生のおじさんのイメージだったが、この映画ではワルっぽくてステキ。 とにかく、べたな恋愛もの。 何故、トムがアミーの元を去ったのか、始め、私には理解できなかった。 つまり、身を引いたのね。 金持ち男が、献身するのも不可解。 それなのに、最後に裸足で砂漠を追いかけて行くマレーネの姿はすごいリアリティがあった。 何で??? 何で何だろう?? これからずっとこの人の不思議さに振り回されそうな気がする。 とにかく、地の果て、 これ以上、落ちぶれる事ができない状況。 それが、外人部隊の兵士と歌姫。 彼女は、圧倒的な魅力で歌う。 リンゴを売ると、割戻がある。 いい稼ぎになる。 だから売れ。と言われる。 そんな仕事は、どうやったってカッコ悪い筈だ。 どうする、マレーネ。。 と私はドキドキする。 彼女は、リンゴを売るという、最低の仕事を最高のエンタメに料理してみせる。 場末の女の誇り高い姿に、女として共感する。ベタなメロドラマだからおばさんとして感動するんじゃなくて、 そういう所もあるかも知れないけど、 女として、このマレーネの役のあばずれな、ツンデレな、寂しくて、投げやりな、 そういうどうしようもない部分に、深く共感する。 製作年 1930年 解説(あらすじ)・ストーリー 外人部隊の名うての色事師トム・ブラウンは、モロッコで酒場の歌手アミー・ジョリーと恋に落ちる。彼には副官夫人の情人があったが、彼女は嫉妬し、トムの命を狙わせて失敗。この騒ぎでトムは営倉入りとなるが、夫人の名誉のため真実は洩らさなかった。感謝した副官の好意で軍法会議は免れたものの、サハラの前線に送られるトム。アミーは孤独に、船で一緒だったフランスの富豪ベシス氏の求婚を一旦は承諾するが、宴席にトム重傷の報が届くとたまらず彼のもとへ駆けつける……。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ゲイリー・クーパー、アドルフ・マンジュー、マレーネ・ディートリッヒ、ウルリッヒ・ハウプト、ジュリエット・コンプトン 監督 : ジョセフ・フォン・スタンバーグ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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