カテゴリ:高齢妊娠/出産/子育て
11月23日に無事出産しました。
3338g 51センチの男の子です。 というわけで、今回の出産における備忘録を。 11月21日の23時ごろ、破水したっぽく 産婦人科に連絡して、とりあえず来てくださいということに。 羊水がダラダラ出ている感じは無いけど 予定日が23日なので、とりあえず入院しましょうということで 22日の日が変わったころに入院となりましたが 私自身、陣痛が全くなく こんなんで、入院していいのかなぁと思いつつもそのまま入院。 朝になって、先生に診察して頂いた結果 子宮口は全く空いて無いけど 高位破水の可能性もあるし、入院して産んでしまいましょう。 という事に。 助産師の「主任さん」(ちゃんと名前を聞かなかった)が担当してくれることに。 なんというか、長男次男とも慌ただしく産んだので 入院からのプロセスがなんというか、ゆったり。 至れり尽くせりだなぁなんて思ってましたが 陣痛促進剤を飲んで、えらい目にあいました。 結局陣痛促進剤を3個飲みましたが (1個目から効く人もいれば3個目から効く人もいて私は3個目からでした) 主任さんが 「やさしい陣痛でありますように。」 って、薬を渡してくれるのだけど ちっともやさしい陣痛じゃなかった。 正確には、出産の陣痛を終えて 促進剤の陣痛の痛みと通常の陣痛の痛みを経験して 別物だってしみじみ感じましたねぇ。 何が違うのか。 痛みの強さは一緒です。 だけど、陣痛と陣痛の間の中休み?の時の痛みが別物です。 自然の陣痛は、痛みがスーっと引いていくのに対して 促進剤の陣痛は、やんわり痛みが引くだけで、痛いものは痛い。 また、陣痛の痛みは一緒でも 陣痛の長さが、自然の陣痛は「これ以上は無理」って思った瞬間 痛みが引いていくけど 促進剤の陣痛は、「これ以上は無理」と思ってもその後数秒痛みがある って感じです。 私は今回たぶん、この促進剤の痛みで気絶しましたねえ。 痛みに耐えていた記憶はあるけど 途中から、夜勤に交代した助産師さんに声をかけられるまで 記憶がぱったり無いので。 痛みに耐えながら 主任さんが、夜勤と交代すること、 交代する助産師さんが主任さんより助産師歴の長いベテランだから安心していいよ。 って聞いた事は覚えてましたが。 声を掛けられて気が付いた私でしたが その時には、陣痛はかなり遠のき、定期的にお腹が張るレベルになってました。 「促進剤が効かなかったんだね。」 って、ベテラン助産師さんに言われました。 まだ、後2個この促進剤を飲めるらしいけど、もうコリゴリって思っていた私には 「とりあえず、出来る範囲で動こうか。」 って、ベテラン助産師さんに言われた時にはホッしましたよ。 飲まなくていいって。 というわけで、部屋でサザエさんを見ながらうろうろしていましたが この時に悩まされたのが「軟便」 軽い陣痛をやり過ごした後に、トイレに籠るという・・・。 結局、5回はトイレに行ったかな。 お尻がどうにかなりそうって思いました。 (ちなみに、出産が近づくとホルモンの関係で軟便になるそうです。) 軟便に苦しめられながら、陣痛として間隔は安定せず そうしたら、ベテラン助産師さんが 「動くことはあきらめて、いったん体を休めようか。」 という事で寝ることに。 でも、22時ごろに妙に目が冴えて寝られなくなってしまい 仕方なく起きることに。 「休むように」と言われた手前 「脳が休めば体は疲れない」 というなんかの本にあった事を思い出し 明かりを極力おさえ、テレビは消し リクライニングのベットで体を支えながら 胡坐をかいて目を閉じて座ってました。 座禅みたいだなーって思いながら。 時々体をゆすって筋肉が緊張するのを防ぎながら。 日が変わって1時ぐらいから、陣痛間隔が安定してきました。 だけど、昼間の促進剤の陣痛と違って 「休める」 って気が付きました。 陣痛が私の痛みの限界を超えてこない。 痛いものは痛いけど、どうにかなるレベルというのか。 つまりは、促進剤の陣痛のレベルは酷すぎるって事です。 明け方には陣痛間隔は5分ぐらいになっていたけど 朝食は食べられたし ベテラン助産師さんが、 「支給口が4センチを超えて引き継ぎできたら、安心だから 後もうちょっと動こうか。」 って言われて動けるレベルでしたしねぇ。 7時ごろ子宮口が全開になって そのころ、先生がフラッっとやってきて、羊水の膜を切ってくれました。 「後、1時間ぐらいで生まれるから。」 って言って、去っていきましたよ。 ホントかよって思いつつも 後ちょっとで終わりって思えた事は大きかった。 後、ベテラン助産師さんに 「痛みマックス時の陣痛間隔って何分ぐらい?」 って聞いたら、 「1~2分ぐらいかな。」 って教えてもらった事も大きかった。 実際確かに赤ちゃんがまさしく旋回しながら降りてきているのがわかる瞬間でも ちゃんと息継ぎのできる時間があったし もちろん、引き継いだ主任さんの呼吸コントロールの指示に従っていたら 楽だったし。 また、主任さんが「上手、上手」と褒めるものだから じゃあ、こんな感じは?こんなんであってる? みたいな風に試行錯誤をしている余裕はあったしね。 あの促進剤の痛みを知っていたからこそ 余裕がうまれたというのか えらい目にあったって思っても、 ちゃんと次に生かせば、いい経験って思えるというのか 今となっては、促進剤の痛みを経験しておいてよかった って思うし。 そんなこんなで、ちょっと余裕のあった私は 会陰切開することはありませんでした。 もちろん切れることもなく、小さな擦過傷ぐらいらしく 私自身まったく痛みとして気にならない。 会陰マッサージなんてしてなかったのですが 腕のいい助産師さんの下で呼吸コントロールがうまくいくと たぶん会陰切開や切れる事は無いのでしょうねえ。 自然分娩で7割ぐらいが会陰切開するらしく、切れる人もそれなりにいるので 擦過傷ぐらいのほぼ無傷という出産はなかなかのレアケースのようです。 かつ、会陰切開しない事で出産後の「痛み」が一つ少ないって かなり大きく体が楽なんだという事を実感しました。 そんな感じで、出産してみれば、先生の予言?通り 子宮全開から1時間10分ぐらいで出産しました。 いや、先生すごいよ。 その後の診察で どうも羊水が赤ちゃんの便で汚れていたらしく 後2~3日遅かったら大変な事になってた、陣痛が来てよかった って先生にいわれましたねえ。 出産タイミングとしては、本当にギリギリのベストタイミングだったようです。 思いもかけない高齢出産でしたが 慌ただしく、何が何だかわからない間に出産した長男次男と違って すべてのプロセスがゆっくりで 出産という出来事を余さず経験した って感じになりました。(通常はこれが普通らしいです(主任さん談)) 出産って、いろいろですね。 にほんブログ村 ***月のリズム 2020/11/30 01:17~ 月は「ふたご座」にかかっています*** 普段持ち歩いているカバンの中を整理してみましょう。 重くなったカバンは 無意識に行動を制限します。 身軽になったカバン、財布、名刺入れ。 行動する事が次のチャンスを呼び込みます。 行動を阻害するものを身の回りから取り除きましょう。 次の月のリズム 2020/12/02 12:34~ 月は「かに座」にかかります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2020.11.30 09:19:13
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