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カテゴリ:今日の治療薬
ブリストール
組成・剤形・容量 毒薬 妊婦への危険度 注射液:50mg 5mL、150mg 15mL、450mg 45mL 頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌 1日1回300~400mg/m2を点滴静注、少なくとも4週間休薬(1コース) 小児悪性固形腫瘍(a、神経芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫、b、網膜芽腫) a、(IFM、VP-16併用時)635mg/m2を1日間点滴静注又は400mg/m2を2日間点滴静注、3~4週間休薬、1歳未満・体重10kg未満の小児は投与量に十分配慮 b、(VCR、VP-16併用時)560mg/m2を1日間点滴静注、3~4週間休薬、ただし、36カ月齢以下には18.6mg/kg 乳癌 (トラスツズマブ、タキサン系薬併用時)1日1回300~400mg/m2を点滴静注、少なくとも3週間休薬(1コース) 投与量に応じて250mL以上のブドウ糖液、生食に混和、30分以上かけて点滴静注 特徴 CDDP誘導体、嘔気・腎毒性軽減、骨髄抑制、特に血小板低下強い、肺癌、卵巣癌などの標準治療薬 適応症 頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌 小児悪性固形腫瘍(a、神経芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫、b、網膜芽腫) 乳癌 警告 小児悪性固形腫瘍に対する癌化学療法は、小児癌化学療法に十分な知識・経験をもつ医師のもとで実施 禁忌 重篤な骨髄抑制、白金含有製剤過敏症、妊婦 薬物動態 半減期 点滴静注1.3~1.7時間(β)、22~32時間(γ) 使用上の注意 配合変化 メチオニン、シスチン含有アミノ酸輸液との配合回避 相互作用 他の抗腫瘍薬、放射線照射で増強 アミノグリコシド系薬で併用薬増強 副作用 重大 骨髄抑制、ショック、アナフィラキシー、間質性肺炎、急性腎不全、ファンコニー症候群、肝不全、肝障害、黄疸、消化管壊死、穿孔、出血、潰瘍、出血性腸炎、偽膜性大腸炎、麻痺性イレウス、脳梗塞、肺塞栓、血栓・塞栓症、心筋梗塞、うっ血性心不全、HUS、急性呼吸窮迫症候群、DIC、急性膵炎、難聴、白質脳症(可逆性後白質脳症症候群を含む)、TLS その他 悪心・嘔吐、食欲不振、口内炎、蕁麻疹、手足のしびれ、ALT・AST・ALP上昇、心電図異常、脱毛、全身倦怠感、無力症、尿酸上昇、悪寒、脱水、体重減少、Alb低下、呼吸困難など 参照:今日の治療薬 今日の治療薬、編集/浦部晶夫、島田和幸、川合眞一、舘田一博、[送料無料] 南江堂 今日の治療薬 2016 解説と便覧 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.07.07 17:18:32
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