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テーマ:暮らしを楽しむ(388346)
カテゴリ:薬の話
承認年 1982年 開発の経緯 ペントバルビタールカルシウムは、1916 年Bayer 社の特許にすでに記載されているが、193年Volwiler らによりその効果が再認識され広く用いられるようになった。 アメリカのAbbott 社により催眠薬としての効力が認められ、そのNa 塩が催眠、麻酔などの注射薬として開発された。一方、Ca 塩は催眠、鎮静に内服用として用いられる。 製品の治療学的特性・製剤学的特性 (1)バルビツール酸誘導体としての共通の作用機序により鎮静、催眠作用を現す。すなわち、GABAA 受容体のサブユニットに存在するバルビツール酸誘導体結合部位に結合することにより、抑制性伝達物質GABA の受容体親和性をたかめ、Cl-チャネル開口作用を増強して神経機能抑制作用を促進する。バルビツール酸誘導体はその作用時間によって分類されるが、本薬は短時間作用型に属する。 (2)重大な副作用として、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson Syndrome)、依存性があらわれることがある。 販売名 和 名 ラボナ錠 50mg 洋 名 RAVONA Tablets 50mg 名称の由来 不明 一般名 和 名(命名法) ペントバルビタールカルシウム(JAN) 洋 名(命名法) Pentobarbital Calcium(JAN)
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Last updated
2022.06.22 04:47:49
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