科学的スピリチュアルケア概論序説
昨日 京都大学に行って 福島大学教授 飯田史彦さんの講演を聴いて参りました600人定員のところ 私がついた午後1時には整理券番号はすでに449番でした飯田氏はご自身のHPで 聴衆が集まるだろうかとご不安のようでしたが私は そんなこと書いたら 飯田氏を応援しなければ とワンサカ 人が集まるぞ と思っていましたが(私自身 その一人であります)案の定 入場開始と整理券を貰ったとき 聞いた入場時間の2時に会場入り口に行くと整理券を貰い損ねた人が大勢いてそれも 関西訛りじゃないから 遠方の人なんでしょうね静かにしかし激しく怒っておられましたそれを横目に 少し 気が引けたのですが入場しましたこれ以上大きな会場は 体育館しかない ということでしたが京都でしっかり呼びかけたら 1000人ぐらいは 集まったことでしょうそれでもあきらめきれず いくらかの人々は 立ち見をされておられました消防法の関係もあり 定員以上にすごい人数は入れませんからやむなく 会場を去って京都見物に繰り出した方もおられたかと思いますさて 昨日の講演は 普段の涙を誘う魂の連帯感を呼び覚ますようなものでなくむしろ学術的な 淡々とした 科学的スピリチュアルケア概論序説とでもいうべき格調の高いものでした「科学的」というのは「宗教的」とか「妄信的」などという言葉の反語として大学などで使う「仮説を立て 疑ってかかって証明する」様な意味合いだと思います2時間では時間が足りなかったようで最初から額の汗を拭き拭き 早口で飛ばされご本人にすれば ちょっと消化不良気味の講義であったのかも知れませんこのスピリチュアルケアが有効ならばそれを学んだ人が 実践していく そんなシステム作りが中期的な夢だとおっしゃいましたそして このスピリチュアルケアが 人々に弊害をもたらすようなものならば自分は 研究者として その普及に反対していく覚悟を持っていると話されました問題点も 数点列記されましたがおそらく それについてだけでも 数時間の講義時間が必要だったことだと思います私自身 一部のスピリチュアルケアを実践されている人の方法について異論無しとはしませんが ここではふれませんここで 立ち見なさったり 会場には入れず心ならずも立ち去った方にお詫びせねばなりません実は 私 途中で 居眠ってしまいましたスピリチュアルケアのシミュレーションとして いくつかの例を挙げられていたときに飯田氏の声が 子守歌のように響いてこっくりこっくり やってしまいました夢も見ました私を 愛する人が出てきたような気がしたのですがそれが誰だったのか 思い出せませんその夢の最後に 犬の花ちゃんが出てきておっ お前も愛してくれているのか と びっくりしたところではっきり目が覚めました短時間とはいえ 誠に失礼をいたしました申し訳ございませんでした お詫びいたしますで 飯田先生に お願いなのですがせっかく 会場に来たのに 聞けなかった人のために昨日の 講義録を元に加筆された上「科学的スピリチュアルケア概論序説」のような本を出版いただけないものでしょうか勿論 お体が お暇になってからで結構なのですが