カテゴリ:ドル円
ECB理事会も手がかりにはならず、コアPEC価格指数の前年同月比も事前予想で着地するなど今晩も限られた値動きとなっています。この後、バーナンキFRB議長とプール・セントルイス連銀総裁の講演が予定されてはいますが、おそらくこれまでの発言を踏襲するにとどまり材料を与えてくれそうにありません。
最近のドル円の値動きを見ていて思うことは、多少極端に言うと、ドル高・ドル安材料、あるいは円高・円安材料ではあまり動いていないということです。本来であれば日本や米国の材料を元にプライスをつけていくのですが、最近はこういった値動きではありません。おそらくユーロ円やポンド円が軽快な足取りで上昇を続けていることが影響し、円売り圧力をかけているのでしょう。そして、カナダドル円やNZドル円に目を移していただくとわかるように、今週に入ってから両ペアも数ヶ月間続いていたレンジ相場の上限を上抜く動きを見せています。明日の米雇用統計よりも、新たな動きを見せ始めたカナダドル円やNZドル円に注目すべきなのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 31, 2006 11:21:27 PM
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