カテゴリ:FOMC
今晩注目したいのはFOMC。従来どおりに引き締め派が出てくるのか、据え置きで全会一致となるのかが焦点のほか、声明の内容で米景気の見通しに触れるようだと値動きが荒くなりそうだ。最近は強めの米経済指標を見ておらず、この点についてバーナンキFRB議長をはじめ他の議決権保有メンバーがどのように捉えているか非常に興味深い。少なくとも下向きか傾向が強まっているように見えるのだが。
昨日もコメントしたようにユーロ円には上昇抑制圧力が掛かっている。この状況下でさらに弱気な米景気見通しが出ると方向感がはっきりしてくる可能性が大きい。バーナンキFRB議長は視線をより下向きにするのはまだ早いと考えているのか、ただ単純に安定していると認識しているのか、アナウンスメントを求める市場参加者は多いだろう。グリーンスパン前FRB議長のように煙幕を張ったような言い回しを是としない(もしくは単に出来ない)現議長はこの難しい局面をどのように乗り切っていくのだろうか。 朝起きて116.95付近が維持できるかどうかが目先の分岐点になると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 21, 2006 12:15:45 PM
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