カテゴリ:ドル円
今朝発表された日銀短観は一部事前予想を上回る部分があったが、全般的に見るとほぼ予想通りで円買いは一時的だった。というよりも円買い・円売り材料が相場を決めている印象は薄く、ドルベースでの相場展開が継続している。つまり米国の経済見通しと政策金利の動向が中心であり、日本の安倍政権の政策に関してはゆっくりと見極めていくしかない。また政策的な部分からすれば、安倍政権よりも米中間選挙に注意を払う必要がある。
今週の上値の目処は118.90付近だと以前お伝えした。仮にこの水準を超えて今週が終わるようなら、また117.00~118.00円を維持すれば上値はぐっと軽くなりそうだ。モーニングベル風に表現するなら曇りのち晴れといったところか。逆に今週この水準を維持できないなら再びレンジ下限の116.20付近が視野に入るが、そろそろレンジ内での展開は終わりを迎えるのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 2, 2006 09:45:49 PM
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