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幹泰(みきやす)が一緒に物件探しをしてくれる。彼は住宅営業マンなので、独自のルートで様々な物件情報を仕入れて来てくれた。 が、どれも高め‥。 いや、確かに相場からしたら安いが 今後1年間、手取り15万円から養育費を引いた残金10万で、やり繰りすることを考えると少しでも安いとこを‥と考える。 そんな中、とうとう見付けた! 家賃 ¥20,000円 駐車場 ¥ 4,860円 共益費 ¥ 2,160円 計 ¥27,290円/月 税込 の物件を! 幹泰に伝え、2人ですぐ内見した。 今後の運転手生活を考えれば寝れればOK!俺はこの部屋に住むことにした。 それから数日、元嫁から言い渡された期日一杯の3月30日夜、長女と息子を連れ このアパートに来た。 その時には既に、大半の荷物は運び込んでいた。 部屋に二人を招き入れ 狭い部屋の真ん中で向かい合って座る。 そして二人にこう伝えた。 俺「お父さんは、明日からこの部屋で独りで暮らします。お父さんに会いたくなったら何時でも連絡ください。そして、いつでも遊びに来てください。迎えに行きます。」 二人は子供らしく "は~い"と返答してくれた。 俺の結婚生活は終わった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.03.26 05:00:07
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