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NHKニュース 9月9日 20時24分 http://www.nhk.or.jp/news/html/20100909/k10013890941000.html 砂利にアスベスト混入で指導建物を解体した際に出る廃材を再利用した砂利にアスベストが混じったものが、さいたま市の開発予定地などで使われているのが見つかり、環境省などは、アスベストが混じった廃材の分別を徹底するよう、建設業者や都道府県などに通知しました。建物を解体した際に出る廃材を砕いて再利用した砂利は「再生砕石」と呼ばれ、道路などを舗装する資材として使われています。埼玉県などが所有するさいたま市内の開発予定地に敷き詰められた再生砕石の一部に有害なアスベストを含むスレート材などが混じっていることが、さいたま市の市民団体の調査でわかりました。団体によりますと、アスベストが混入した再生砕石は、埼玉、東京など1都3県の40か所余りで見つかっているということで、環境省や国土交通省などは、アスベストの混入防止を建設業者や都道府県などに徹底するよう通知しました。このうち業者には、アスベストが混じった資材とそうでないものを分別したうえで、建物を解体するよう求めているほか、都道府県には今月から来月にかけて解体現場のパトロールを行って結果を報告するよう求めています。この問題を調査してきた市民団体の斎藤紀代美代表は「再生砕石へのアスベストの混入は全国的に広がっている可能性が高い。実態をしっかりと把握したうえで、早急な対策につなげてほしい」と話しています。 「アスベストが混入した砕石」を残土として、住宅の周辺の空き地や山林などに放置または不法投棄されることを私は危惧しています。