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カテゴリ:乗り物の内装
2016年4月に2000系フジサン特急の置き換えとして登場した8500系でしたが、こちらのデザインを手掛けたのは水戸岡鋭治氏です。九州でたっぷり味わえる水戸岡ワールドが甲斐の国でも楽しめることになりました。 ベース車両は、2012年春まで特急あさぎりとして走っていたJR371系電車です。たぶん、これは小田急電鉄から20000形も導入した富士急行が再び互いに姉妹車として活躍させたかったのだと、狙ったものと思います(笑) 2・3号車は自由席です。大月~都留文科大学前は200円、大月~富士山、富士急ハイランド、河口湖までご乗車の方は400円の特急料金が必要です。富士山と河口湖の間の利用であれば特急料金は不要になります。 2号車 モハ8601 3号車 クモハ8501 2号車が赤系、3号車が青系にまとめられています。車内に入ってすぐ「水戸岡デザイン」だと分かる明るい内装はこちらでも健在。むしろ天井まで木の色にされたことで、九州の車両たちより少し明るく仕上がっています。 天井の間接照明とランプの組み合わせが豪華です。それでいて座り心地も、A列車で行こうに次いでやわらかいのですごくいいです。座った瞬間、思ったよりも沈む感じでくつろげます。立ち上がるのがやや大変そう(笑) 室内は照明がお見事!トンネルや暗い中では雰囲気がさらに豪華になります。 水戸岡デザインならあったしまえの、すだれカーテン。 リクライニングはレバーもありますが、一部座席は下のようなボタンになっています。 背面にはドリンクホルダーと、フットレスト。ドリンクホルダーは小さいのか、500mlペットボトルがうまく入らないものもあります。 テーブルは明るい木の優しい色です♪ モケットは撮影できたものだけでもこんなに。まだ他にもパターンがあるので、探してみてください♪ 列車は車内販売があります。2・3号車はアテンダントさんがカートで巡回してくれます。 カートも富士山ビュー特急カラーで、オリジナルの書体ロゴ入り! 1号車 指定席 クロ8551 1号車は特別車両の扱い。平日や土日祝日の2・13号は特急料金+900円の追加料金でご利用になれます。前日まではホームページからの事前予約で、当日は駅窓口できっぷの購入ができるだけでなく、車内でも精算ができます。 定員は26人と、非常にゆったりとした懐かしいホテルのような空間が広がっております。具体的には、ホテルの中にあるティーラウンジといったところでしょうか。座席としては、4人掛けが3組・2人掛けが3組・1人掛けが8席と家族旅行から一人旅までしっかりカバーされているのが流石です。 1人掛けはベンチと円卓です。こちらもおっしゃれ~!予約の際に席を選べるので、進行方向に合わせてご指定ください(ド・日・祝日のスイーツプランの列車ではお席は選べません)。土日のスイーツプランでも、スイーツはつかなくとも平日の通常列車でも、どちらでもバッチリお楽しみいただけること間違いありません。 ※スイーツプランは土日祝日の5・8・9・12号です。それ以外の列車はスイーツの付かない通常プランの列車となりますのでご注意ください。 車内ではフリードリンクのサービス。メニューはこちらです。 車内では至る所に「FUJISAN VIEW EXPRESS」。 ショーケースでは、山梨の名物や車内販売のグッズなどが展示されています。 乗車記念のスタンプもあります。1号車利用客専用で、自由席ご乗車の方は押すことができません…。 カウンターはおっしゃれ♪ ちなみに、ここの中には…(あっー)。 デッキ 化粧室 運転台 1号車の乗車目標。 乗車時にはこのように赤い絨毯(ば…笑)が敷かれ、アテンダントさんに座席まで案内されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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