御三家中学受験・桜蔭・開成・東大サピックス家庭教師

「ぼくは、算数ができると思いこんだ」


　中学受験界でも有名な先生がおっしゃったことばです。

　このことばに全てのことが含まれていると思います。

　まず大事なことは、「算数ができる」とあります。

　小学校のときに少し難しい算数の問題が解けて、

　周囲の大人がとても驚き、ほめたそうです。

　たった１問です。

　それでも、本人が算数ができると思うには十分だったでしょう。


　次に、「思い込んだ」とあります。

　このことばは、当時の自分を振り返っておっしゃったものです。

　かなり客観的ですね。

　自分が「思い込みをした」と理解している訳です。


　上記から私が学んだことは、

　算数を伸ばすには、

　算数が、ひとつでもいいから「できた」という経験をお子さんに

　させて、そのことを高く評価してあげること。

　次に、お子さん本人ができると「思い込む」様にしてあげる

　こと。

　この２点でした。



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