3668938 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

スキルス胃癌 サポート

スキルス胃癌 サポート

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ひろりん-S

ひろりん-S

カレンダー

カテゴリ

フリーページ

コメント新着

にこりん@ Re:緊急のご相談が・・・腹膜偽粘液腫(12/24) 今回の事を記事にしてくださって、びっく…
ひろりん-S@ Re:BMI32 からのスキルス胃癌・腹膜播種 11(11/08) その説は、お電話とメールをありがとうご…
加藤 正敏@ BMI32 からのスキルス胃癌・腹膜播種 11(11/08) ひろりん様 BMI32の旦那でございます 本…
にこりん@ Re:ぐいぐい行くわ、腹膜偽粘液腫 11  naonaoさんに捧ぐ(07/30) ひろりんさん 悲しい記事とはなりました…
ひろりん-S@ Re[1]:BMI32 からのスキルス胃癌・腹膜播種 5(04/09) カトーさんへ 奥様、お元気そうで安心し…

お気に入りブログ

絶不調 winkiさん

MY HOME TOWN 多似夢さん
バレーボールチーム… まりの会HP管理人さん
純ちゃん’s House 純ちゃん1022さん
スキルス胃癌と闘っ… あり媛さん
2007年07月06日
XML
治療法が無いと言われて・・・その3
50代女性患者さんの場合

この患者さんの場合は、ちょっとニュアンスが違います。
お付き合いをしていたのは、患者さんの娘さんでした。
スキルス発覚後、手術をしましたが残念ながら再発・・・
再発後、主治医は積極的に治療をしようとはせず、これを不満に思った彼女は積極的に抗癌剤治療をしてくれる病院を探し出し、母親を転院させました。
抗癌剤治療こそが延命に繋がると信じた娘さんは、積極的な治療に賭けたのです。

抗癌剤治療はクールが増す毎、又薬剤が変更になる毎に辛さが増してしまう事があります。
この患者さんはそうでした。
患者さんである母親が、どれだけこの病気を理解していたのか、そして自分の状態を理解していたのか、それはわかりません。
タキソールがCPT11に変わる頃には、この患者さんは抗癌剤治療にギブアップ寸前でした。
副作用の辛さに我慢の限界を感じたこの患者さんは、娘さんのいないところで主治医に治療を止めたいと願い出ました。
主治医も治療の限界を感じ始めていたのだと思います。
抗癌剤治療はご本人の意志なくては出来ない治療で、ご本人が望まない治療を無理にする訳にはいきません。
ほどなく治療停止の旨が娘さんに告げられました。

慌てふためいたのは娘さんです。
何の相談もなく、母親は治療終了を決めてしまったのですから。
この時に相談メールが届きました。

治療を止めたからと言って、必ずしもすぐ死がやってくるものでもない事。
又、患者さんの状態如何では治療自体が逆効果になる場合もある事。
そして何より、患者さんの命や人生はやはり患者さんご本人のものだから、ご本人の意志を尊重すべきだと思う事。
患者さんは家族の思いに応える為に、自分を抑えて我慢してしまう事も少なからずある事。
これらの思いを話しました。
これらは単に一つの意見でしかなく、どれだけこの患者さんに当てはまるのかはわかりませんが。

ですが治療を止めれば、すぐさま「死」がやってくる不安にかられた娘さんは、血液検査結果から治療自体は出来る状態なのだと言います。
辛い副作用が続いたから、本人は衝動的になってしまったのかもしれないと。
だから、諦めたくはないのだと・・・
ここで諦めてしまっては、母親を失う事になってしまうと・・・嘆きました。

この気持ちも、もっともで充分わかります。
どちらを選択しても後悔が残るような状態でした。
そして、彼女は母親に治療再開の説得をしました。
お母さまは、彼女の思いを受け入れ又治療をする事にしました。
充分に話し合ってのそれこそ命がけの結論ですから、これも尊重すべきだと思いました。
再度の治療が延命に繋がる可能性だってもちろんあるのですから、是非奏効して欲しいと思いました。
この命を賭けての選択・・・吉と出て欲しいと思いました。

ところが、この賭けは凶と出てしまいました。
この最後の治療が引き金になったのかどうか・・・・それは神のみぞ知るところです。
娘さんは自分が母親を殺してしまったのだと、自責の念にかられました。
貴女のせいじゃないと、何度言ってもダメでした。
自分のせいだと言ってききませんでした。

それでも、この患者さんは真摯に自分を愛してくれるこの娘さんの思いが、やはり嬉しかったのだと思います。
この愛情に命がけで応える事が、まさにこの患者さんの生きた証とも言えるのではないでしょうか。
結果だけが全てじゃありません。

そして、患者サイドの希望をここまで取り入れて治療に望んでくれたこの医師・・・素晴らしいと思いました。



ユカさんへ
まだ、アドレスが届いていません。
再度、「メッセージを送る」からお願いします。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年07月06日 21時25分49秒
コメント(14) | コメントを書く
[治療法が無いと言われて] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


重い内容です・・・   純ちゃん1022 さん
ひろりんさん。
途中から涙を流しながら読んでました。
積極的な抗がん剤治療をしようとしなかった医師。でもそれが不満だった娘さん。
家族を1日でも長く生かせたいという思いですから痛いほどわかります。
私もひろりんさんと同じ意見ですね。
抗がん剤治療を再開した結果が凶と出てしまっても自分を責めないでほしい。それでも精一杯やったのだと思います。
去年の今頃はカンプトの2回目の投与ができなかった時期でもありました。白血球が少なかったために・・・でもそれから10日で他界してしまいました・・・
先日主人と出かけた帰り道。埼玉の県立がんセンターの近くを通りました。そしたら主人がもし母をがんセンターに入院させてれば少しでも長く生きられたのかな?とつぶやいてました。
(2007年07月06日 23時21分08秒)

Re:治療法が無いと言われて・・・その3(07/06)   いもうと さん
ご無沙汰しております。
以前、兄のことでお世話になりました。亡くなってもうすぐ半年になりますが、未だに信じられない現実です。同じ病気の方のことが、心配で気になり、いつも覗かせていただいてます。
兄の場合もそうだったので、思わず書き込みさせていただいてます。

「抗がん剤で体がボロボロになっていくのは嫌だ。。。薬で体が壊れるより、自然でいい。今までの薬を体から抜きたい。元に戻りたい」
そう言って、自分から拒否しました。
薬が抜けていくと、ボロボロになった皮膚や目の痛みも自然に抜けていき、次第に元気になっていきました。でも同時に腹水が溜まってしまいました。私たちは何度も反対しましたが。おっしゃるとおり、治療は本人の意思を尊重すべきであり、今ではこれで良かったと思ってます。

ひろりんさん、いつまでも皆さんの心の支えになってやってくださいね。
(2007年07月07日 18時11分18秒)

Re:重い内容です・・・(07/06)   ひろりん-S さん
純ちゃん1022さん

明確な答えが無いのが、抗癌剤治療です。
昨日の常識は明日の非常識と言えるほど、めまぐるしく見解が変化してきています。
抗癌剤治療は「する」「しない」の選択から始まりますから・・・

治療も闘病も後悔が無いって事は、なかなか無いものです。何を選択しても、悩まずして決められないのですから、全てが正解だと思っています。
この患者さんは実際ここまでに到るまで、随分と頑張ってこられました。
当初の予測を遥かに越えた延命でしたから。
間違いなく、娘さんの選択が出した延命と言えます。 (2007年07月08日 12時13分24秒)

Re[1]:治療法が無いと言われて・・・その3(07/06)   ひろりん-S さん
いもうとさん

お久しぶりです^^
あれからもう半年ですか・・・
丁度、どうしようもない寂しさを持て余す頃ですね。
「いない」という事に慣れるのは、本当に難しいものです。いつもの場所にいるような気がして、何度も覗いたりして・・・
思い出す事・・・それが、永遠の命になるのだと思います。ですがそういう私も、なるべく思い出さないようにしている患者さんが実は何人もいます。
自分を保てなくなってしまい、涙が溢れて止まらないから・・・・ダメですねぇ・・・こんな感情ってコントロールできない私です。 (2007年07月08日 12時18分58秒)

あれ?   ユカです さん
お返事遅くなりました!週末は実家に帰っているのでブログを見る時間がなくて。
あの、私の家のPC(マッキントッシュ)だと「メッセージを送る」というのが見れないような気がします。見間違いかも・・・
なので「URLを送る」というのは見れるのでそこに送ってしまいました。
お手数ですが、もう一度教えてください。画面の右上に表示されてるのですか?
あ~~ごめんなさい!
(2007年07月08日 22時09分17秒)

はじめまして   まりあ さん
はじめましてまりあと申します。先日私の母(63歳)もスキルスと診断されました。始めは総合病院で検査をしその時「やっかいな病気です」と告げられスキスルに加え腹水が溜まりその中にもがん細胞があり、転移した癌腫瘍が腸にあるとの事でした。
そこの医師見解は手術は不可能なので抗癌剤治療か化学療法しか無いと告げられました。近くにガンセンターがありそこへの紹介をしていただき今はそちらへ移り又同じような検査(胃カメラとCT)をする事となりました。ガンセンターへ行った初日に問診があり総合病院で撮ったCTを見ながら担当医(まだその医師が担当か分かりませんが・・・)も手術は出来ないでしょう・・・抗癌剤で胃癌は治りませんので延命治療となります。そう告げられました。17日にCTの検査がありまだ治療にはかかっていませんが絶望的な気持ちと、まだ何もしていないのだから諦めるな!と言い聞かせながらもこの病気について何も知らず検索していたところここへ辿りつきました。このようなサイトがある事に藁をもつかむ思いでしたが私も母と一緒に戦おうと思いました。
ここでみなさんと情報交換ができたらどれだけ心強いか・・・是非私も仲間に入れていただきたくお願いします。
(2007年07月12日 00時25分39秒)

Re:はじめまして(07/06)   ひろりん-S さん
まりあさん

はじめまして、ご訪問ありがとうございます。
私の元へは、お母さまのような状態の患者さんが沢山集まります。
腹水があると、残念ながら手術は出来ないのですが、腹水があっても抗癌剤治療で綺麗に腹水が消える患者さんもいます。その時に手術に持ち込もうとする医師は数少ないですが、積極的に手術に持ち込もうとする医師も存在します。このチャンスの時は長いとは言えず、上手くタイミングが合えば、手術!そうなれば、新たな希望が見える事もあるのですよ。
腹水を消す治療として、必ずしも奏効するとは限りませんが、腹腔内化学療法を試す医師もいます。
これを行っている病院は少なく、どこのがんセンターでは行っていないようですが・・・
治療法や希望は探せば見つかる事もあり、必ずしも一つの病院、一人の医師の意見だけが全てではありませんので、迷ったらセカンドオピニオンを受ける選択肢もありますからね。直接メールでのご相談もOKですから、ご遠慮なく!一緒にがんばりましょう~ (2007年07月12日 11時33分39秒)

希望の光   まりあ さん

ひろりんさん、早速のお返事ありがとうございました。本当に嬉しいです! 今日は雨の降らない午前中に母と公園を散歩してきました。家に戻り昼食をした後にお腹が痛いと言い出し、少し横になったらと言ったのですが仰向けや右側を下に寝る事が出来ず、座ったままお腹を抱えるようにしていたので、病院へ連絡をし先ほど父と病院へ行きました。ここ2日程便秘になり通じがある時はそれほどでも無いようですが、出ない時は腹部に痛みを訴えていました。母は食べれるようなのですが食べた後の腹痛の事を思うと食が細くなってしまうのです。 まだ病院からは戻っていませんが、今日の報告とお礼を兼ねて・・・・ひろりんさん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

PS 何かありましたら直接メールさせていただきます。

 
(2007年07月12日 15時45分58秒)

わたしの母も・・   いばちん さん
まりあさん 私の母も昨年12月にスキルス胃がんと診断されました。最初は医者からスキルスと言われてもどういうタイプのものなのか全くわからずその日から色々ネットや書物で調べ、大変やっかいな病気だとわかり、とてもショックでした。が落ち込んでばかりいられないし、自分なりに色々勉強しました。何件かセカンドオピニオンもしその結果、術前にTS1抗癌剤を服用する方が効果的だろうと進められ実行しました。そして5月後半に全摘手術にのぞみ結果、ステージ3位でしょうと言われてた癌がステージ1bにまでよくなっていました。幸い今のところどこにも転移はなくダンピング症候群に多少は苦しめられてはいますが、元気に暮らしております。でも再発はこわいものこの先どうなるか不安でしょうがありません。私の母は75歳と高齢ですがなんとか頑張ってきました。まりあさんもお母様の事ご心配でしょうが、あまり深く考え込まず前向きに頑張ってください^^私もひろりんさんに色々アドバイスを頂きそれを励みに頑張っています。一緒にがんばりましょう! (2007年07月12日 15時48分49秒)

ユカさんへ   まりあ さん
ユカさん、はじめまして、まりあと申します。
私もユカさんと同じく母がスキルスと診断されました。一人娘である私もユカさんと同様一手に色々と引き受けなければならなくなりました。だからユカさんの事は他人事には思えない程よく分かります。
母はまだ治療を受けてはいませんが、これからユカさんのお父様と同じく抗癌剤治療を受ける事になるでしょう。
ユカさんもがんばっているのですから、私もがんばらないと! ひろりんさんをはじめお互いにがんばりましょうね。 (2007年07月12日 15時55分54秒)

ありがとう~♪   まりあ さん
いばちんさん! お返事ありがとうございます。
昨夜ここのサイトへ来てコメントを入れたら、ひろりんさんからすぐに返事が来て、そして今返事を返している間にいばちんさんから励ましをいただき・・・感激です!(>_<) 正直告知されてから何が何やらで実感が無かったのですが、ようやく事実を受け入れ自分にできる精一杯をしていこうと思うようになりました。いばちんさんもお母様と一緒にがんばって戦ってきたのですね。痛みを変わってあげられる事が出来ないのはとても辛い事です。不安と希望の気持ちとこれから毎日格闘なのかもしれません・・・・・ それでも一緒にがんばりましょう!
ありがとうございました。

PS 今、母が病院から戻ってきました。
腹痛を訴えていたのですが、痛み止め睡眠薬をもらってきたそうです。病院もベットの空きが無く入院ってわけにはいかないのですね・・・ (2007年07月12日 16時17分49秒)

Re:ありがとう~♪(07/06)   いばちん さん
早速、お返事ありがとうございます。お母様、腹痛はおさまりましたか?通院するのも大変ですね・・私も1人娘で私の肩にすべての事がのしかかりとても重圧を感じています。
主人をはじめ、色んな方に励まされここまで来れましたが、やるだけの事はしたつもりなので手術がうまくいかなくてもしょうがないと覚悟していました。セカンドオピニオンでは手術は高齢なので厳しい、抗癌剤治療しかないとおっしゃった医師もおられましたでもどうも納得いかずあと2人の医師に診ていただき手術に踏み込んだのです。まりあさんも無理をせずできる範囲内で出来る限りの事をやってあげてください。お父様もさぞご心配でしょうね。







(2007年07月12日 17時05分52秒)

はじめまして。   うさこ さん
私の父も腹膜播腫の治療に行詰っています。現状では主治医の他に相談できる先生もおらず、とにかく父の病気や治療法について知りたいと思い、調べ始めたところこのサイトにたどり着きました。  父は平成8年に腎盂及び膀胱のガンを発症、腎臓1つの摘出と膀胱へのBCG注入で完治しました。  その後平成19年5月にスキルス性胃ガンが見つかり6月に胃全提出手術を実施。それからTS1の投薬を始めましたが1年後尿路結石ができ、腎不全の恐れがあるとして中断、尿路を手術しました。 そして平成20年10月にガンの腹膜への転移が見つかり、同月人工肛門手術を実施、タキソールの投薬を始めました。しかし、肝機能低下および食欲不振で体力が落ち、現在投薬できない状況です。  父は人工肛門手術以降ものを食べると、口いっぱいに唾液が湧き上がり気持悪くなり吐いてしまうと言っています。また主治医の見解は10月と現状で腹膜の状態に変化はなく、食道にも異常が無いため、食事できない原因は不明とのことでした。  父はやせ細っていく一方です。また投薬できないためガンの転移が心配です。何かご意見やアドバイスを頂ければ幸いです。何卒宜しくお願いします。 ちなみに我が家には7歳になるうさぎ(名前はうさこ)がいます。余命わずかといわれたこの子も小さな体で懸命にガンと闘っています。ガンに苦しめられることのない世の中が1日も早く来ることを願ってやみません。 (2008年12月06日 00時33分02秒)

Re:はじめまして。(07/06)   ひろりん-S さん
うさこさん

初めまして、ご訪問ありがとうございます。
コメント覧でのお返事は、誠に勝手ながら遠慮させて頂いております。お手数ですが、ご質問等は、直接メールでお返事しておりますので、メールで頂けますようお願い致しますm(_ _)m
(2008年12月07日 13時44分25秒)


© Rakuten Group, Inc.