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カテゴリ:日記
10年以上もこの国に住んでいると大分感覚も変わってくる。
意識も「日本から来た日本人」であったのが「アメリカに住む日本から来た移民」に なったような気がする。渡米当時には「信じられない、アメリカって」と カルチャーショックばかりだったのが、良いのか悪いのか段々と「それが普通」に なってくる。 スーパーのレジで長いこと待たされてもよっぽど急いでない限り平気になり、反対に 5分間で数回出入りした同じ店で同じ店員に笑顔で「いらっしゃいませー」と 言われるマニュアルどおりの日本の店員の応対に疑問を感じるようになった。 いきなり知らない人に「あら、そのバッグかわいいわね、どこで買ったの?」などと 話しかけられることが普通になり自分も全く知らない人に平気で話しかけるように なった反面、日本のエレベーターに乗ったときの「しーん」というしずけさが窮屈に 感じてしまう。 アイスクリームをご飯茶碗で食べたときはさすがに「おいおい」と思ったが 「ま、いいだろ」で終わったし(はははっ・・・)。 日に日にいい加減人間になってるような気がしてたまらない、良いのだろうか。 そんなことを考えていた今日、仕事場でオーダーしてもらってた色付き用紙が届いた。 さっそく印刷しようと思っていたコンピュータードキュメントを開いて色付き用紙を プリンターに入れたら えっ、形が違う。 紙が微妙に斜めに切断されている。 レターサイズ(アメリカの最も一般的な紙のサイズ)のはずが 2mmほど右側短くて、左側が長いんですけど(合計4mmのズレ!?苦笑)。 これは不良品だよね!? しかもその後封筒(写真参照)に入れて別のものを送ろうとしたらその封筒の穴が 金具とは合わないところにあるし・・・。 これも不良品だよね!? こういう物が堂々と大手玩具屋で売られてるところがやっぱりアメリカ。 まだまだこういうところには慣れてません、私は(って慣れちゃったら怖いよね!?)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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