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カテゴリ:日記
ジムでボート漕ぎマシーンを必死になってやっている時に
目の前にあったテレビで流れていたCNNニュースのひとつ。 黒人系大学でも最高峰の一校であろうワシントンDCに所在する ハワード大学の生徒達がスプリングブレイク(春休み)を 利用してハリケーンカトリーナでダメージを受けたニューオリンズの 復興に貢献した(そうです、まだまだ復興は続いてます)。 上述のとおりボート漕ぎの合間、合間に字幕で流れるニュース (音は消されてる)を見ただけなので詳細は後から下のURLで 知ったのだが、学生達は20時間かけてバスに乗りDCから ニューオリンズ入りをした。ニュースでは軍手をした黒人の 生徒達が木材を運んだり、家のペンキ塗り、大工作業をする 様子が映し出されていたがこれはPhase1とPhase2に分かれた ボランティアグループのうちのPhase2で、Phase1ではハワード 大学法科大学院の生徒たちがハリケーンカトリーナの被害者達が 抱える法律的問題(家の所有権、Etc.)を援助した。学生 ボランティアの数は大学生、大学院生を含む去年の倍の400人を 上回り、DC近辺の住人からは学生達の旅費などをまかなうために 総額$125,000以上の寄付があった。 スプリングブレイクと言えばMTVや若者向けの番組(笑)で 特別番組がくまれるほどの「やったー春休みだ!!! はっちゃけちゃえ!」的なイメージが強く、日ごろの勤勉の うっぷんを晴らす傾向がある。はっちゃけちゃえ!ほどまでは いかずとも、こちらの大学の授業はとにかくテストや提出物に 追われることが多く厳しいので新年明けから続いた辛い勉学の 日々からの、いわば文字どおり「ブレイク(休憩)」。 それがハワード大学の生徒となれば待ちに待った「休憩」 だろうにその一週間を自分のためでなく他の人々のために なるようにと使うなんてええ話(笑)。 ブラック・オン・ブラック・クライム(黒人同士の犯罪)が 問題にされるこの世の中、ブラック・オン・ブラック・ヘルプは ニューオリンズの人々やハワード大学の学生だけでなく アメリカ黒人社会に大きな意味を持つと私は思う(被害にあった 地域は主に黒人居住地)。そして「自分のためではなく」と 上記したが、実際にはただ単にテレビを通して見ている私にも 少なからず影響を与えたわけであって、ボランティア参加者たちの 心の大きな財産になったであろう。 https://www.howard.edu/asbfund/default.htm(参考) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年03月27日 05時52分41秒
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