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テーマ:純粋バカ一代(1051)
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【4】
俺もお局様に 「俺も真似するかな。おまえはだまってろ!」 と言ってやったら、ほんとうにお局様は黙ったままだった。 それから、俺は神戸に出張することになり、会社を離れた。 神戸の現場事務所に、どもり男から電話があったことがある。あまり親密な関係でもなかったので、なんの用事だろうと思った。 どもり男は、少しもどもることなく話しだした。 「あの時は、大変お世話になりました。おかげさまで、どもらなくなりまして」 「そうですか。よかったですね」 やっぱり、会社で女子にくすくす笑われると思うと、緊張して余計にどもってしまうんだな。 俺が、鉄拳を使うと言ったから、女子たちも笑えなくなったか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.01.06 17:47:43
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