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テーマ:純粋バカ一代(1051)
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【19】
その後、お局様は子供たちにあっただろうか。躊躇して取りやめになったんではないだろうななどと思っていた。 ある日、お局様さまから電話があった。 「子供たちに会ってきたの」 声がはずんでいる。きっとうまくいったのだろう。 「よかったですね。子供たちも喜んでくれたでしょう」 「喜んでくれたかどうかは…わからないけど。楽しかった」 「楽しかったのなら、きっと喜んでくれたでしょう。よかったですね。思い切って会ってみて」 「最後まで、会うのよそうかなって不安だったけど。子供たちが笑ってたの。楽しそうに。会ってよかったと思ってるの。ヤマザキさんのおかげね」 「いえいえ、ぼくは…子供たちの勝ちですね」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.01.28 17:52:52
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